【授業表題】 |
コミュニケーションワークショップ -自己理解とコミュニケーション- |
【授業の形態・方法・内容】 |
この授業は学生相談委員会・学生相談室が啓発授業として企画したものです。大学時代とは、これまでの“養育される”立場から、自律的に判断し行動できる成人へ移行していく時期ととらえられます。そうした移行期には、自分自身への理解を深めるとともに、他者とスムーズなコミュニケーションができるようになることが大切です。
授業では、自分の気持ち、考え、行動、自分の性質や特徴などを知り、それらをふまえて自分の思いを相手に伝え、相手の話を聴くという学習を通して、円滑なコミュニケーションの仕方を学びます。具体的には、各回のテーマに精通した臨床心理士やNPO団体のスタッフ等をゲストに招いて講義をするほか、体験学習やグループ学習を積極的に取り入れて実践的に進めていく予定です。
この授業では、グループワークも行われるため、出席、参加がとくに重視されます。就職活動等で毎回の出席が困難な方は受講をご遠慮下さい。また、大学生活へのスムーズな適応を課題としていますので、1・2年次での履修を、強く推奨します。各回の授業では、時間の終わりにその回の授業に関するレポート課題があります。1回目のオリエンテーションで授業の進め方と評価、グループ決めなどガイダンスを行いますので、履修を考える人は必ず出席して下さい。また、最終回(第15回目)は全体のまとめを行い、教室にて最終レポートを提出して頂きます。各回に提出するレポート課題には、全体講評として適宜フィードバックを行います。 |
【到達目標】 |
・体験を通して、「人の話を聴く」「自分の気持ちを伝える」ことの大切さに気づく。
・心身両面から自他とより良いコミュニケーションを取り、ストレス対処の方法を学ぼうとする姿勢を身につける。
・自他の気持ち・考え・行動を振り返る習慣を身につけ、自らの反応や行動の特徴を把握できるようになる。 |
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】 |
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力 |
【事前・事後学習】 |
各回のテーマに関して、あらかじめ自分が普段はどんな経験や考え、思いを持っているかを振り返って授業に臨んで下さい。また授業後は学んだことを日常生活で実践・応用し、そこから何を学んだかを次回のワークに役立てて頂きます。学則上、この科目は「演習」科目にあたりますので、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。 |
【授業計画】 |
第1回 |
オリエンテーション
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第2回 |
大学生活サイクルについて
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第3回 |
交流分析とは、自己紹介のコツ
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第4回 |
人の話の聴き方(傾聴)
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第5回 |
心身の整え方としての瞑想
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第6回 |
ストレスマネジメントを実践する
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第7回 |
心理テストで自分を知る(エゴグラム)
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第8回 |
自分の人生について考える(人生脚本)
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第9回 |
精神科医療が必要な時~具体例を交えて考える~
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第10回 |
身体を活かした自己表現
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第11回 |
自分と他者の性について考える
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第12回 |
スマートな自己主張(人生の立場)
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第13回 |
元気になるやりとり(ストローク)
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第14回 |
相手を認めるメッセージ
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第15回 |
まとめと最終レポートの提出
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第16回 |
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第17回 |
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第18回 |
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第19回 |
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第20回 |
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第21回 |
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第22回 |
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第23回 |
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第24回 |
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第25回 |
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第26回 |
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第27回 |
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第28回 |
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第29回 |
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第30回 |
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【評価方法】 |
・授業への能動的な参加と活動における積極的な取り組みを重視し、最低でも授業回数の3分の2以上に学習参加していることを単位取得の条件とします。また、やむをえず遅刻をした場合は、遅刻3回につき欠席1回とみなします。
・授業への能動的な参加点と毎回の授業で提出するレポートの内容点で75点、最終授業日に記入する最終レポートの内容点で25点の合計100点で評価します。 |
【教科書】 |
使用しません。 |
【参考文献】 |
各回に紹介します。 |
【特記事項】 |
人とのコミュニケーションが苦手だという方も歓迎です。まずは、自分とのコミュニケーション(自己理解)から始めましょう。体験学習やグループ学習のときには、無理なくお互いにコミュニケーションできるような雰囲気づくりをしたいと考えています。繰り返しになりますが、授業への能動的な参加がとくに重視される授業ですので、就職活動等で、遅刻、欠席が見込まれる方は、受講をご遠慮下さい。また、大学生活への適応を課題とする授業ですので、1、2年次での受講を強くお奨めします。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
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