総合教育ワークショップ(表現について考える)
李 孝徳 
単位: 2 開講期: 1期・2期 開講年度: 2024
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【授業表題】
アート鑑賞力を鍛える
【授業の形態・方法・内容】
【授業の形態・方法】
この授業は原則的に対面授業のゼミ形式で行います。授業の運営に当たってはmanabaを利用しますので、当該のコースを必ず確認するようにしてください。
また、授業の進め方は初回の授業で説明します。履修する場合は初回の授業を必ず受講するようにしてください。。

【授業の内容】
この授業は「表現」について考察し、自らの表現について錬成するものです。具体的にはTED(Technology Entertainment Design:https://www.ted.com/)から、学生各自が広義の「アート」に関わるトークを1つ選んで紹介して皆で討論を行い、その後独自でTED(日本語で)を試みるものです。
最初のイントロダクションでは教員(李)が提示する素材に即して受講者との双方向のディスカッションを行いながら説明を行い、その後は演習形式をとって進めます。演習では、受講者がそれぞれ関心のあるアート(本授業でのアートとは古今東西の言語、音楽、美術、身体などのあらゆる創造的な表現を指します)について考え、レポートを作成して発表し、受講者全員で討論することを通じて、人文学に求められる感性の基礎体力の涵養します。
授業中(随時)に全体の講評及び各受講者の報告・レポートについてフィードバックを行います。
【到達目標】
「アート」に関する鑑賞力を涵養すると同時に、自分の意見・主張を吟味するだけでなく、他者の意見に耳を傾け、対話を通じて理解を深めるものです。とくに感受性を自由に解き放ちつつ、学的に反省する方法を学び、自己の感じたところを他者に向けて理解可能に発表できるようになることを目指します。
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(全学 DP1)社会科学に関する専門知識・能力
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
(全学 DP3)現代社会における諸問題あるいはさまざまな学術研究分野における諸問題を発見・分析・解決する実践的な知識・能力
(全学 DP4)上記の知識・能力に裏付けられた総合的な判断力と行動力
【事前・事後学習】
授業中に教員(李)が紹介する文献・資料をよく読むこと。自分が選んだ対象に対してだけではなく、ほかの受講者の報告やレポートについても関心をもち、討論する準備をすること。
 「学則」上、この科目は「演習」科目にあたりますので、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。
【授業計画】
第1回 授業のガイダンス
第2回 イントロダクション(1):TEDトークを通じて表現について考えてみる
第3回 イントロダクション(2):TEDトークを通じてアート鑑賞について考えてみる
第4回 個人発表と討論①
第5回 個人発表と討論②
第6回 個人発表と討論③
第7回 個人発表と討論④
第8回 個人発表と討論⑤
第9回 個人発表と討論⑥
第10回 個人発表と討論⑦
第11回 個人発表と討論⑧
第12回 個人発表と討論⑨
第13回 個人発表と討論⑩
第14回 個人発表と討論⑪
第15回 授業の振り返り
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
1.各回の報告用資料と報告内容(40%)
2.討論への参加度と貢献度(30%)
3.学期末レポート(30%)
上記の1、2、3の合計点(100%)によって評価する。
※1、2については、授業中(随時)に全体の講評及び応答によってフィードバックを行います。
【教科書】
とくに定めません。
【参考文献】
藤田令伊『現代アート、超入門』(集英社新書、2009年)
藤田令伊『アート鑑賞、超入門』(集英社新書、2015年)
【特記事項】
演習科目のため、各回の報告レポートの提出と発表は必須です。また相互の討論を重視するので、他の受講者の発表に対する題材や意見などについて討論できるように準備しておく必要があります。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 月3 李 孝徳
2期 月3 李 孝徳