総合教育ワークショップ(体力トレーニング論)
鈴木 康弘 
単位: 2 開講期: 1期・2期 開講年度: 2024
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【授業表題】
ウエイトトレーニング計画を作成し、実行し、効果を測定する。
【授業の形態・方法・内容】
この授業はワークショップ形式です。

受講者がウエイトトレーニングのトレーニング計画について主体的・能動的に考え、授業担当教員および受講者同士によるグループディスカッションを経て、グループで授業期間内で実践できる体力トレーニング計画を作成します。そして作成したトレーニング計画に沿って、トレーニングを実行し、ねらいとするトレーニング効果が得られたかどうかを測定評価します。

体力トレーニング計画を作成する上では、各種体力要因の意味やトレーニングの基本原則を理解する必要がありますので、前半の授業回において体力トレーニングやウエイトトレーニングに関する基礎知識を学びます。中盤からの後半の授業回では実際にトレーニング場においてウエイトトレーニングを実施します。

授業における成果については、その都度、授業内においてフィードバックを行います。
【到達目標】
スポーツ科学の基礎的な知識をもとにして、体力トレーニング、ウエイトトレーニング計画の立案に必要なさまざまな要素を理解し、各自の目的に沿ったトレーニング計画を作成し、実践できるようになることを目的とします。
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
【事前・事後学習】
「学則」上、この科目は「演習」科目にあたりますので、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。
【授業計画】
第1回 ガイダンス
-トレーニングの基本原則と目標の考え方-
第2回 講義およびディスカッション(1)
-ウエイトトレーニングの目的と目標の設定-
第3回 講義およびディスカッション(2)
-ウエイトトレーニングの手段と目標の設定-
第4回 実技およびディスカッション(1)
‐負荷設定のための測定およびエクササイズ-
第5回 実技およびディスカッション(2)
-挙上重量と相対的負荷での繰り返し回数との関係-
第6回 実技およびディスカッション(3)
-筋肥大のためのトレーニング-
第7回 実技およびディスカッション(4)
-最大筋力アップのためのトレーニング-
第8回 実技およびディスカッション(5)
-パワーアップのためのトレーニング-
第9回 実技およびディスカッション(6)
-試合期のトレーニング-
第10回 実技およびディスカッション(7)
-メカニカルストレスと代謝的ストレス-
第11回 実技およびディスカッション(8)
-スロートレーニングと加圧トレーニング-
第12回 実技およびディスカッション(9)
‐エキセントリックトレーニング‐
第13回 実技およびディスカッション(10)
‐高地/低酸素環境でのウエイトトレーニング‐
第14回 実技およびディスカッション(11)
‐トレーニング効果の測定‐
第15回 講義:まとめと授業の振り返り
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
授業参加、発表、レポート、課題を総合的に評価する(100%)
【教科書】
体力トレーニング論. 高松薫. 杏林書院
【参考文献】
授業中に指示する。
【特記事項】
・本授業はワークショップ形式でディスカッションとトレーニング(実技)の両方を行います。
・実技時には室内用トレーニングシューズおよびジャージ等の運動できる服装が必要になります。
・服装やシューズを忘れた場合は実技への参加はできません。この場合は0.5回分の欠席扱いとします。
・授業開始時刻に15分以上遅刻した場合、0.5回分の欠席扱いとします。
・欠席を4回すると単位取得ができません。
・担当教員の講義科目である「健康の科学b」を受講していることが望ましい。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 金1 鈴木 康弘
2期 金1 鈴木 康弘