総合教育ワークショップ(多文化共生)
関 昭典 
単位: 2 開講期: 1期 開講年度: 2024
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【授業表題】
多文化共生力を高める
【授業の形態・方法・内容】
 本学が目指す「多文化共生キャンパスの実現」に向けて、受講者が多様な文化背景を持つ学生たちと協力しながら、快適なキャンパスライフが送れる方策を検討する。具体的には、多様な文化、価値観を持つ人々の話を聞いた上で、与えられたテーマについてグループ討議し、発表する。授業は受講者の英語力、日本語力に応じて、日本語及び英語で行う。

なお、以下に本学の第2次中期計画(2021 年度~2025 年度)の内、当授業に関連する部分を抜粋する。

第 2 次中期計画(2021 年度~2025 年度)
1.教学
(1)教育
ウ.留学生など多様な文化的背景を持つ学生と日本人学生が協働して主体的に学びあう国際共修授業を導入し、英語運用能力と多文化共生力の育成に取り組みます。
(3)国際交流・多文化共生
ア.従来の英語圏や東アジア地域に加えて、アセアン諸国など、より多様な国・地域への協定校拡大に取り組みます。
イ.協定校等からの留学生受け入れと、本学からの国外留学や海外研修を促進するための具体的な方策と体制整備を進めます。
ウ.多文化共生に関連する授業や国際交流活動等の既存の取り組みをネットワーク化しつつ広範に展開することにより、多文化共生キャンパスの実現を目指します。

なお、授業内での発表や発言について、その都度、フィードバックを行います。
【到達目標】
・本学が目指す「多文化共生キャンパス」においては、多様な文化拝見を持つ学生たちが共修することをイメージしている。そこで当授業でもそれを想定して展開する。したがって、多様な他者との交流を通じて他者と共に学び合っていけるスキルの習得を目指すこととなる。
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(全学 DP1)社会科学に関する専門知識・能力
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
【事前・事後学習】
・動画の視聴などの事前学習と事後学習あわせて4時間程度。
・授業前、40~60分の動画の視聴とメモ。
【授業計画】
第1回 授業オリエンテーション
第2回 本学の目指す「多文化共生キャンパス」の説明
第3回 外国に生きることを選んだ人から学ぶ
第4回 複数の文化が同時に心に存在している人から学ぶ
第5回 自文化に戻ってきた人から学ぶ
第6回 外国人として日本に生きている人から学ぶ

第7回 ヴィーガンとして暮らしている人から学ぶ
第8回 女性同士で結婚を決意した人々から学ぶ
第9回 幸せの価値観多様性を考えた人々から学ぶ
第10回 国際協力活動を通じて自己を成長させた人から学ぶ
第11回 ウェルビーングや信仰について考えている人ケースから学ぶ
第12回 日本が健全な多文化共生社会となるための方策を考えている人々から学ぶ
第13回 多文化共生力(多様な文化背景を持つ他者と、互いを尊重し合い尊厳を守りながら生きていく力)について議論する(1)
第14回 多文化共生力について議論した結果を発表する。
第15回 まとめ
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
平常点評価(毎回の授業への取り組み、授業レポート課題への取り組み、他受講生との協働姿勢)と期末レポートを総合的に判断する(100%)。
【教科書】
特に定めない。
【参考文献】
特に定めない。
【特記事項】
・留学生の履修を歓迎する(抽選で漏れてしまったら申し訳ありません)。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 火2 関 昭典