総合教育ワークショップ(文章作成)
澁谷 知美 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2024
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【授業表題】
レポートの書き方超入門
【授業の形態・方法・内容】
※ とりあえず登録だけして、1度も出席しない者がいるが、そうした行為は禁じる。本当に履修したい者が抽選漏れし、学習機会を奪われているため。
※ 第1回授業にて詳しい予定や評価方法を説明するので必ず出席すること。この作業を怠って不利益を被っても救済しない。

・授業形態はワークショップ(定員20名の少人数授業)である。対面で実施する。
・このワークショップの目的は、一生使えるレポートの書き方を学ぶことである。大学に在学している限り、レポートの課題から逃れることはできない。社会人になってからも、職場でレポートを課されることがある。一生つきまとうレポートを、悩まず、かつ人に伝わりやすい形で仕上げるにはどうしたらよいだろうか。この問いに答えを出し、1学期間かけて執筆のテクニックを身につけるのがこのワークショップの目的である。
 1回のワークショップは、講師のレクチャーと実習から成る。前半はレポートの構成要素である「文章」と「パラグラフ」の書き方を実習する。後半に入ってようやくレポート執筆の実習をする。
 やる気があればついてこられる内容である。しかし、注意力散漫な者、欠席が多い者は単位取得が困難である。また、文章執筆に自信のある者、独自の文体を持っている者にとっては退屈な内容である。
課題に対しては、受講者全員に向けたフィードバックまたは個別フィードバックを実施する。下記特記事項も参照のこと。
【到達目標】
 到達目標は、人に伝わるレポートを、効率よく書く技術を身に付けること。
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
【事前・事後学習】
 事前学習……教材の指定箇所を読んでおく。
 事後学習……その日の復習となるレポート執筆に取り組む。
 予想される所用時間は、あわせて週に4時間。
【授業計画】
第1回 授業の進め方とスケジュールの説明
第2回 ナンバリングとラベリング
第3回 データの描写の訓練
第4回 文章のかかりうけ、事実と意見
第5回 参考文献の挙げ方、同じ末尾表現を避けるには
第6回 中間テストと解説
第7回 パラグラフライティング1 トピックセンテンスからサブセンテンスへ
第8回 パラグラフライティング2 サブセンテンスからトピックセンテンスへ
第9回 パラグラフライティング3 トピックセンテンスの語尾について考える
第10回 レポート練習1 水族館
第11回 レポート練習2 猛暑
第12回 レポート練習3 ネット断食
第13回 レポート練習4 郊外への移住
第14回 期末テスト用メモを作る
第15回 期末テストと解説
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
 中間テストと期末レポートを50%づつ成績に反映させる。1学期につき3回以上課題を提出しなかった者は成績「不可」となる。
【教科書】
 使用しない。
【参考文献】
 使用しない。
【特記事項】
 
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 火2 澁谷 知美