総合教育ワークショップ(談話分析入門)
久川 伸子 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2024
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【授業表題】
談話分析入門
【授業の形態・方法・内容】
授業の形態
 この授業は演習形式で、グループワークや発表をおこないます。対話と発表、コメント提出及び記述課題の提出があります。授業内やmanabaのコメント機能で、学びの成果について、全体へのフィードバックまたは個別のフィードバックをおこないます。
授業の内容と方法
 この授業では、日本語の話しことばと書きことばにおける表現や仕組みを、談話分析という手法を用いて観察、分析し、日本語を用いたコミュニケーション行動について考察します。この授業を通じて、日本語やコミュニケーションについて、多くのことを「再発見」できる授業をめざしています。
【到達目標】
・日本語の話しことば・書きことばについて、基礎的な分析と考察ができるようになる
・ことばと人間、文化、社会についての視野を広げ、自ら再発見し、考察し、語れるようになる
・多様な背景をもつ学生との対面コミュニケーションを通じて、深い学びを得ることができる
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
【事前・事後学習】
この科目は「演習」形式のため、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。具体的には、指定されたテーマについて調べて記述し、授業内で対話できるように準備すること等の事前学習と、授業後の資料再読、更に調べた結果の記述、コメントの記述、期末課題の記述の提出等の事後学習があります。
【授業計画】
第1回 ガイダンス  自己紹介の談話分析
学習観の共有(1)「まなびほぐし」「主体的な学び」「共修」
第2回 スタイル・シフト 初対面時の話題 呼称
第3回 「書かれたもの」の分析 チラシの分析
第4回 中間まとめ1「談話分析とは」 「会話」の分析 分担決め
学習観の共有(2)「深い学び」「探求」
第5回 「会話」の分析 教員による分析の例
第6回 「会話」の分析1 発表 ディスカッション、講評
第7回 「会話」の分析2 発表 ディスカッション、講評
第8回 「会話」の分析3 発表 ディスカッション、講評
第9回 中間まとめ2「分析の視点」
学習観の共有(3)「21世紀の学習観」とは
第10回 「キャリア」の場面で考える
学習観の共有(4)「できる」とは
第11回 シナリオで考える
第12回 研究論文を読んで考える
第13回 公的文書の分析
第14回 まとめの講義 期末課題
第15回 期末課題の講評 総まとめ
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
授業内成果(授業参加度、グループワーク参加度、発言、発表)及び提出物(コメント、発表資料、記述式期末課題)により、総合的に評価する(平常評価100%)
【教科書】
なし
【参考文献】
授業中に紹介する
【特記事項】
・課題の進捗状況により、進度に変更が生じることもあります。
・ワークショップの水準維持のため、遅刻者の受講(途中参加)を認めない場合があります。
・グループワークが苦手な人も参加できるよう、参加態度や向上したいという姿勢を大切にします。
・この科目は、短期留学生の履修推奨科目になっています。
・学部留学生の履修を歓迎しますが、抽選の際の特別措置等はありません。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 月3 久川 伸子