総合教育ワークショップ(共修日本語)
久川 伸子 
単位: 2 開講期: 1期・2期 開講年度: 2024
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【授業表題】
共修日本語
【授業の形態・方法・内容】
授業の形態
この授業は演習形式で、グループワークや発表をおこないます。対話と発表、コメント提出及び記述課題の提出があります。授業内やmanabaのコメント機能で、学びの成果について、全体へのフィードバックまたは個別のフィードバックをおこないます。
授業の内容と方法
近年、日本語を第2言語として学ぶ人が増えており、その目的も多様化しています。この授業では、日本語を第2言語として教える日本語教育の立場から日本語を再発見し、学習や能力についても再考します。更に、最近の日本語教育の広がりについても扱います。
この授業は、教員による講義を出発点として、履修者自身で調べたり、考えたりしたことを課題として提出し、それらをクラス内で共有するワークを通して学びます。他者の考えを知ることにより、自己の学びを深めることができます。
【到達目標】
・日本語教育の分野における日本語と日本語教育の基礎知識を身につける
・多様な背景をもつ学生同士が互いの考えを知ることで、深い学びを得る

【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力
【事前・事後学習】
この科目は「演習」形式のため、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。具体的には、指定のHPや資料を読んで対話の準備をする事前学習と、授業後の資料再読、コメント提出、資料をもとにした発表準備、記述式課題などの事後学習があります。課題の提出は必須ですが、事前学習をしないとグループワークに参加できず、授業参加点が0で単位を失うこともあります。
【授業計画】
第1回 ガイダンス 「ダイバーシティからインクルージョンへ」
学習観の共有(1)「学びほぐし」「主体的な学び」「共修」
第2回 日本語教育の諸相(学習者・支援者・社会的背景)
学習観の共有(2)「深い学び」「探求」
第3回 日本語再発見 「文字」
第4回 日本語再発見 「語彙」
第5回 日本語再発見 「文法」
第6回 日本語再発見 「音声」
第7回 中間まとめ 日本語再発見
第8回 「学習」再考 
学習観の共有(3)「21世紀の学習観」とは
第9回 「能力」再考
学習観の共有(4)「できる」とは
第10回 「外国につながる子ども」と日本語教育
第11回 これまでの「やさしい日本語」
第12回 これからの「やさしい日本語」 
第13回 日本語教育の広がり 期末課題(1)
第14回 期末課題(1)解説 期末課題(2)
第15回 期末課題(2)解説 総まとめ
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
授業内成果(授業参加度、グループワーク参加度、発言、発表)及び提出物(コメント、発表資料、記述式期末課題)により、総合的に評価する(平常評価100%)
【教科書】
なし
【参考文献】
授業中に指示します
【特記事項】
・課題の進捗状況により、進度に変更が生じることもあります。
・グループワークの水準を維持するため、遅刻者には受講(授業参加)を認めないことがあります。
・グループワークが苦手な人も参加できるよう、参加態度や向上したいという姿勢を大切にします。
・この科目は、短期留学生の履修推奨科目になっています。
・学部留学生の履修を歓迎しますが、抽選の際の特別措置等はありません。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 火1 久川 伸子
2期 火1 久川 伸子