【授業表題】 |
水泳を科学する |
【授業の形態・方法・内容】 |
この授業はワークショップ形式です。
受講者が「最高の泳ぎを実現するためには何が必要か」について主体的・能動的に考え、担当教員との個別ディスカッションや受講者同士によるグループディスカッションを経て、最終的に今後自らが実践できる水泳のトレーニング計画を作成していきます。
教科書をもとに、水泳に関する様々な分野の科学について調べ、まとめる作業を通して水泳を深く理解するようにします。泳ぐときに水と体はどう作用しあっているのか、またプールおよびプール以外でのトレーニングはどういうトレーニングが効果的なのか、などについて学ぶことを通じて、水泳についてどんな科学的な事実が存在するのかを分かるようにします。
授業における成果については、その都度、授業内においてフィードバックを行います。
なお、学期途中で遠隔授業に変更となった場合は、授業内容を録画した動画を使用するB型とリアルタイム配信されるC型を併用した形式で実施します。
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【到達目標】 |
競泳選手から初心者までのすべてのスイマーを対象として、水泳の技術、流体力学、生理学、心理学、安全などのあらゆる側面から水泳を理解し、水泳について全般的に理解を深めることを目標とします。 |
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】 |
(全学 DP2)幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力 |
【事前・事後学習】 |
「学則」上、この科目は「演習」科目にあたりますので、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。 |
【授業計画】 |
第1回 |
ガイダンス
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第2回 |
泳ぐときにはどんな水の抵抗を受けるのか?
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第3回 |
自分はどれくらい速く泳げるようになるのか? -スイマーのハルスピードとは何か-
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第4回 |
水の中ではどうやって前に進んでいるのか?
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第5回 |
泳ぐにはどれぐらいエネルギーを使うのか?
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第6回 |
きれいに泳げなくても速く泳げるのか?
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第7回 |
水中の手の動きはカーブとジグザクとどっちがいいのか?
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第8回 |
最適な水泳の練習距離は?
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第9回 |
体はどう練習に慣れていくのか?
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第10回 |
1シーズンの練習計画はどう立てたらよいのか?
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第11回 |
陸上でトレーニングしたら速く泳げるようになる?
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第12回 |
腹筋運動をすると泳ぎはよくなる?
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第13回 |
頭の中でいい泳ぎを思い描くだけで上達できる?
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第14回 |
泳ぎのためにはどんなストレッチをすればいいのか?
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第15回 |
まとめ
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第16回 |
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第17回 |
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第18回 |
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第19回 |
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第20回 |
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第21回 |
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第22回 |
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第23回 |
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第24回 |
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第25回 |
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第26回 |
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第27回 |
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第28回 |
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第29回 |
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第30回 |
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【評価方法】 |
授業参加、発表、レポート、課題を総合的に評価する(100%) |
【教科書】 |
スイミングサイエンス. G.ジョン・マレン(編), 黒輪篤嗣 (訳), 河出書房新社 |
【参考文献】 |
授業中に指示する。 |
【特記事項】 |
・授業開始時刻に15分以上遅刻した場合、0.5回分の欠席扱いとします。
・欠席を4回すると単位取得ができません。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
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