院)個別研究指導/院)個別研究指導(サブゼミ)
北村 智 
単位: 2 開講期:   開講年度: 2022
閉じる
【授業表題】
情報化社会とメディア利用行動
【授業の形態・方法・内容】
演習形式で行なう授業である。マスメディアや情報通信技術(ICT)の利用行動に関わる領域における、主に実証的アプローチに基づく英語論文を中心に広くレビューし、各自の研究課題の具体化・明確化を進めていく。また、各自の研究課題に合わせた研究方法の検討を行い、データ収集の実施とその分析、論文執筆につなげていく。
この授業は対面で実施するが、大学が遠隔授業に切り替える決定をした場合には、Zoomを用いたリアルタイム双方向の遠隔授業における演習形式で進める。なお、特段の理由があり、コミュニケーション学研究科委員会が認めた学生は遠隔授業を選択できる。
【到達目標】
・高度情報社会におけるITを基軸としたネットワーク社会の機能や課題を体得すること
・メディア利用行動をめぐる現代的な問題について考察を深め、自分の研究に結び付けられるようになること
・①コミュニケーション学に関する高度な知識・技能を修得し、情報を収集、加工、活用して主体的に問題を発見し分析でき、その成果を的確な表現で伝えることができる能力
・②研究者・専門家としてコミュニケーション学の学術研究や社会に貢献できる研究活動を自立的に実行できる能力
【ディプロマポリシーとの関連】
DP1「メディアを通したコミュニケーションについての高度な知識と主体的な研究・分析能力」
DP2「ネットワーク社会の情報構造や社会現象についての高度な知識と主体的な研究・分析能力」
【事前・事後学習】
毎回の出席の事前学習・事後学習として、相当の時間による各自の研究作業の遂行が求められる。特に、出席にあたっては必要な文献の収集・検討、研究計画や実際の作業結果に基づく詳細なレジュメ等の準備が必要となる。これらに要する時間は授業時間の2倍程度以上にもなりうる。
【授業計画】
第1回 1期 イントロダクションおよび研究倫理について
2期 イントロダクションおよび研究倫理について
第2回 1期 問題意識についての発表と討議1
2期 理論仮説から作業仮説へ1
第3回 1期 問題意識についての発表と討議2
2期 理論仮説から作業仮説へ2
第4回 1期 問題意識についての発表と討議3
2期 理論仮説から作業仮説へ3
第5回 1期 問題意識についての発表と討議4
2期 理論仮説から作業仮説へ4
第6回 1期 問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告1
2期 データ収集計画の検討1
第7回 1期 問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告2
2期 データ収集計画の検討2
第8回 1期 問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告3
2期 データ収集計画の検討3
第9回 1期 問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告4
2期 データ収集計画の検討4
第10回 1期 問題意識から理論仮説構築への指導1
2期 研究計画の確定と実施1
第11回 1期 問題意識から理論仮説構築への指導2
2期 研究計画の確定と実施2
第12回 1期 問題意識から理論仮説構築への指導3
2期 データ分析1
第13回 1期 問題意識から理論仮説構築への指導4
2期 データ分析2
第14回 1期 問題意識から理論仮説構築への指導5
2期 論文執筆
第15回 1期 1期のまとめ
2期 まとめ
【評価方法】
授業参加(発表および発言)によって評価する(100%)。
発表・発言に対しては個別にフィードバックを行う。
【教科書】
授業内で指示する
【参考文献】
授業内で指示する
【特記事項】
学部講義レベルのメディア・コミュニケーション論の知識、また学部「社会調査士」関連科目程度のデータ分析に関する理解能力を前提とする。これらに欠けている場合は事前に十分な学習をする必要がある。専門文献には英語を用いるものが含まれる。なおこれらに関連しては、履修手続き前に個別にアポイントメントを取り相談することが望ましい。電子メールアドレスはsatkit@tku.ac.jp
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 火4 北村 智
2期 火4 北村 智