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 総合教育ワークショップ(課題発見と当事者研究) | ||||||
大滝 修  | ||||||
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【授業表題】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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「課題発見と当事者研究」 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【授業の形態・方法・内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業では、社会的困難(貧困・障害・病気・格差・排除・いじめ・少数者差別等)について当事者の視点から捉え直し、課題改善への学びをめざします。抱える困難を「自己責任」とされてきた当事者の「声なき声」に耳を傾けます。参加者は自己の困難を振返り、当事者の語り(ナラティブ)への共感と尊厳を学びます。グループ学習により、主体的な傾聴・語り・フィールドワーク・発表(共有)の技法を身につけ、当事者研究の理論を実践します。 原則対面授業で実施します。学期途中で遠隔授業(C型)に変更となった場合は、授業の主題に関する課題文章またはワークショップの内容説明文等を送信します。履修者は実施後のレポートを返信します。その内容について添削・アドバイスを予定しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【到達目標】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
この授業科目は、社会の「課題の発見と探求及び発信」について基本的な知識と技能を身に付けます。具体的には、次の能力の習得を目指します。 1.主体的に課題に取り組み、グループで協同して解決をめざそうとする姿勢。 2.傾聴の技法、ナラティブ・アプローチの知識と技法を習得し、共感的理解ができる。 3.協同して教室外での文献調査・資料収集・フィールドワークを実践できる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【ディプロマポリシーとの関連】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
この科目は「教養」に関する「基礎的な知識と能力」を身につ行けるための科目です(全学DP2)。主体的に広範な読書活動と思索・対話を行い教養を高める。当事者研究の理論と実践による人間観・社会観を深めます(全学DP2)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【事前・事後学習】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業の事前学習として、関連図書の読書・情報収集(新聞記事・HP検索)・事前調査への 回答を求める(2時間程度)。事後学習として、グループ・ワーク(分担して調査・インタビュー・新聞・プレゼン資料作成)・報告書や振返り文を作成する(3時間程度)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【授業計画】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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【評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業中の課題への取り組み(➀毎回のワークシート(60点)、➁課題提出、➂フィールドノート及びグループ活動記録等)(30点)と、最終課題(10点)の内容を合わせて評価します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【教科書】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
毎回配布するワークシートを完成します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【参考文献】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
熊谷晋一郎『当事者研究』(岩波書店2020年) べてるの家『べてるの家の「当事者研究」』(医学書院2005年) 斎藤道雄『治りませんように』(みすず書房2010年) 鷲田清一『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫2015年) | ||||||||||||||||||||||||||||||
【特記事項】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
以下の点を考慮して、履修するか検討して下さい。 1.授業は、毎回グループワークを主体に実施します。講義型授業と試験重視の評価がいい人、授業 中に対話(自己を語るナラティブ・ワーク)やワークショップは苦手という方には不向きかも し れません(これらの苦手を克服したい方は歓迎します)。 2.グループの協同学習が主体のため、欠席・遅刻はメンバーの迷惑や負担増になります。 やむを得ない理由で欠席する場合、事前に連絡してください。欠席4回以上は課題評価も不能となり ます。 3.この授業は、総合教育ワークショップ「地球市民と社会参画」と内容的に関連しています。 総合教育ワークショップを同一年度に二つ以上履修することはできませんが、探究を深めたい方は、 別年度「地球市民と社会参画」も履修することをお薦めします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 火2 | 大滝 修 |