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 データ調査ワークショップ/データ分析ワークショップ/社会分析ワークショップ | ||||||
田村 寿浩  | ||||||
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【授業表題】 |
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社会課題を解決する“活きた”アイデアを自らの発露をもとにグループで共創する |
【授業の形態・方法・内容】 |
みなさんの身の回りには社会問題につながるたくさんの事象があります。しかし、それぞれの事象を「問題」と思うかどうかは人によって違います。また、社会問題を正しく分析することは重要ですが、変化の激しい時代、それだけでは解決の糸口が見えないことが多々あります。みなさんが社会の一員として生きていく際、自分の価値観や考えによって発言し行動することによって、そうした「問題」の解決につながる“活きた”アイデアが生まれます。そして、それは一人ではなく複数人でやることでより実効性のあるアイデアにたどり着きます。 この授業では、前半は個人の発露からアイデアを生み出す方法を学び、社会問題の解決にむけた自分のアイデアを生み出していきます。後半はそれらをグループ(複数人)によって共創していくプロセスを体験し、実際に“活きた”アイデアを生み出す技とコツをつかんでいきます。 授業は、講義もありますが、主に演習およびグループワークで進みます。遠隔授業となった場合はzoomによるC型(リアルタイムのオンライン授業)を基本として実施します。なお、授業内での発表については、その都度、フィードバックを行います。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
・自分の発露からアイデアを生み出方法を実際のワークを通して学び、活用できるようになる ・自分のアイデアを他者のアイデアと創発する方法を学び、実践を通して体得する ※この科目はディプロマポリシー4.5に関連し、「問題の発見・分析・評価する能力」「自らの考え・アイデアを創造的に表現し、伝達していくコミュニケーション技能」の向上を目指します |
【事前・事後学習】 |
個人による発想技法やアイデア創出の事前ワーク、またグループよるアイデア創造の事前ワークなど、かなり能動的な事前準備が必要であることから、授業時間外にも多くの取り組みをすることが求められます。そのため、毎回4時間程度の事前・事後学習が必要になります。 |
【授業計画】 |
第1回 ガイダンス(授業の目的、流れ、評価)/ チェックイン 第2回 個人発想術・レクチャー/ワーク1(質問から考える) 第3回 個人発想術・レクチャー/ワーク2(写真・観察から考える) 第4回 個人発想術・レクチャー/ワーク3(数字から考える) 第5回 個人発想トレーニング1(違和感に着目する) 第6回 個人発想トレーニング2(非凡子に着目する) 第7回 インサイトトレーニング1(個人)/チームディスカッション・レクチャー 第8回 インサイトトレーニング2(グループ)/振り返り 第9回 インサイトトレーニング3(エッセンス抽出) 第10回 アイデアブレストセッション(チーム)1 第11回 チーム別中間発表 第12回 共創型ディスカッションとは(講義) 第13回 アイデアブレストセッション(チーム)2 第14回 チームプレゼンテーション/フィードバック 第15回 まとめ(学んだことの整理)/リフレクション・チェックアウト |
【評価方法】 |
出席を前提とし、授業(講義・演習・相互フィードバック)への参加態度、個人発想およびチームプレゼンテーションの内容、および都度提出を求める「授業レポート」の内容を総合的に評価します(100%) |
【教科書】 |
なし。必要に応じて授業中にプリントを配布します |
【参考文献】 |
必要に応じて授業中に紹介します |
【特記事項】 |
本授業は各回を通して一連のステップを踏んで進みます。欠席すると理解できなくなり、各自で発想ワークが高質に行えません、また特に後半はグループワークが主体となり、欠席するとグループメンバーに負荷をかけることになります。ゆえに全回出席を前提とし、各回および事前事後を含めた(グループ)ワークにも積極的に参加するみなさんの受講を希望します。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 木3 | 田村 寿浩 |