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  グローバルインターンシップ☆ | ||||||
髙見 由満子、中村 忠司  | ||||||
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【授業表題】 |
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海外インターンシップのための準備と実際。多文化共生について就業体験等を通じて考える。 |
【授業の形態・方法・内容】 |
本授業は講義と演習(グループワークやプレゼンテーションなど)、海外における実習(語学研修と就業体験など)により実施します。講義では実際に海外赴任などの経験のある外部講師による講義も取り入れます。授業では、海外インターンシップに行く前に参加目的と目標設定の確認、海外で働くことや他国の人と共同で作業を行う際の心構え、海外での危機管理、訪問国や研修先についての知識を獲得します。また実際に海外の企業や団体の現場においてインターンシップを体験することにより、グローバル人材としての素養を身につけます。 この科目は担当教員の観光業界等での経験を踏まえ、実際のデータや事例を活用しながら、多文化共生と他国の方とのビジネスについて学生とともに考えていくものです。 学期途中で遠隔授業に変更された場合の講義と演習の実施形態はA型(manaba)とC型(ZOOM)を組み合わせた形になります。また、実習においても大学として渡航禁止の判断となった場合は、C型(ZOOM等)の遠隔による実施形態を予定しています。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
「海外インターンシップ」では、受講⽣は以下のスキルの習得を目標とします。 (1) 異⽂化理解:海外で⾃国以外の⼈と共同でビジネスの現場を体験することにより、多文化共生についての理解を深める。 (2) 国際コミュニケーション力と協業力の獲得:インターンシップ先での企業・団体関係者、顧客などとの直接体験を通じて、国際社会での対応力や適応力を習得する。また国際人としての的確な表現能力の習得を図る。実際のビジネス現場でのチームワーク体験を通じて、グローバル社会における協業力を高める。 (3) 海外での仕事の進め方とグローバルスタンダードの理解:海外における企業や団体のビジネスルールや習慣を体験することにより、⽇本と異なる仕事の進め⽅を理解する。国際標準の考え⽅を習得する。 (4) 海外での課題把握と問題解析⼒の習得:海外特有の課題を知ることで、社会における課題の多様性を理解する。また、海外における課題解決のためのアプローチ⼿法を習得する。 (DP1) コミュニケーションの前提となる⼈間・社会・⾔語・⾃然についての教養の涵養 (DP2)コミュニケーションの出発点としての⾝体性を踏まえた他者や他⽂化との対話⼒ (DP4)コミュニケーションに関わる事柄について、問題の発⾒・分析・解決をする能⼒ |
【事前・事後学習】 |
授業で指示する課題の準備が必要になるため、事前・事後合わせて授業時間の2倍程度の時間が必要になります。受講者は授業で学習した内容について、関連する文献や資料を読み、理解を深めてください。 |
【授業計画】 |
第1回 ガイダンス 第2回 海外インターンシップとは何か。その目的の明確化 第3回 海外インターンシップでの個別目標の明確化 第4回 外部講師による講義(1) 第5回 多様な他者とのコミュニケーションと協働 第6回 海外でのビジネスマナー 第7回 外部講師による講義(2) 第8回 訪問国研究(1) 第9回 訪問国研究(2) 第10回 外部講師による講義(3) 第11回 参加目的と目標設定の確認 第12回 海外渡航危機管理について知る 第13回 研修先別準備(1) 第14回 研修先別準備(2) 第15回 授業のまとめ *スケジュールは登録人数や授業の進捗度合い、外部講師のスケジュールによって変更になる場合があります。 実習(海外研修はオンラインで実施します)カナダ・バンクーバー(2/14~2/25)、オーストラリア・シドニー(2/7~2/18)を予定。履修者数により実習先は調整する場合があります。海外研修費用(約4万円)は自己負担となります。実習事後の振り返りを行います。 |
【評価方法】 |
授業参加状況と課題に対する内容(50%)、インターンシップ先での参加状況や評価(10%)、インターンシップ後のレポート(40%)とし総合的に評価します。課題や発表に対しては都度のフィードバックと全体講評を行います。 |
【教科書】 |
必要に応じて資料を配布します。 |
【参考文献】 |
エリン・メイヤー『異⽂化理解⼒―相⼿と⾃分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』(英治出版) その他参考⽂献については授業内で紹介します。 |
【特記事項】 |
この授業は、海外インターンシップ参加を前提とする授業であり、⼤学で⾏う授業での学習状況等によっては、インターンシップの参加を認めない場合があります。参加が認められない場合は、この授業は不可となります。受講者は毎回出席することが前提となります。 履修登録前に説明会を実施します。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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2期 | 火3 | 中村 忠司 |