トルコ語(特別語学)
長谷部 圭彦 
単位: 2 開講期: 通年 開講年度: 2020
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【授業表題】
トルコ語初級
【授業の形態・方法・内容】
この授業は、講義と演習を中心とし、受講生の主体的な参加を求めます。
トルコ語は、語順や助詞の使い方など、日本語ととてもよく似ているため、日本語を母語とする人にとって学びやすい言語の一つです。本授業では、初学者用の教科書を用いて、トルコ語の初級文法と日常会話をバランスよく学習します。また、トルコをはじめとした中東・イスラーム地域の文化と歴史も随時紹介します。トルコ語の学習を通して、日本語や英語を相対化しつつ、異文化理解の扉を開きましょう。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
1. トルコ語の文字と発音の習得
2. トルコ語の初級文法の習得
3. トルコをはじめとする中東・イスラーム地域の理解
この科目は、「幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力」を身につけるための科目です(全学DP2)。
【事前・事後学習】
外国語の習得には、予習と復習が不可欠です。教科書に添付されているCDを活用して、繰り返し音声を聞き、声に出してトルコ語の音に慣れていきましょう。なお、「大学設置基準」上、この科目は「実習」科目にあたるため、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は1時間程度となります。
【授業計画】
第1回 イントロダクション:トルコ語の特徴と魅力
第2回 文字と発音、母音調和
第3回 基本表現、歴史と文化1:トルコ共和国概要
第4回 第1課:挨拶表現、複数形
第5回 第2課:「AはBです」の表現、疑問文
第6回 第3課:主語人称代名詞、接続詞
第7回 復習と確認、歴史と文化2:イスラーム基礎知識
第8回 第4課: 指示詞、過去表現(1)
第9回 第5課:所有接尾辞、現在形
第10回 第6課:過去表現(2)、動詞の否定形
第11回 復習と確認、歴史と文化3:歴史地区イスタンブル
第12回 第7課:格助詞(1)、命令文
第13回 第8課:格助詞(2)、動名詞
第14回 第9課:超越形、限定格
第15回 前期試験と解説、まとめ
第16回 第10課:複合名詞、未来形
第17回 第11課:可能形
第18回 第12課:義務表現
第19回 復習と確認 歴史と文化4:トルコ料理
第20回 第13課:提案文、比較文
第21回 第14課:不定過去形
第22回 第15課:仮定形、受身文
第23回 第16課:起点格の応用表現
第24回 復習と確認、歴史と文化5:映画鑑賞
第25回 歴史と文化5:映画鑑賞、日土交流史
第26回 第17課:願望形
第27回 第18課:過去表現(3)、使役形
第28回 第19課:副動詞、kiの構文
第29回 第20課:引用文、従属節
第30回 後期試験と解説、まとめ

ただし、受講者の理解度や興味・関心に応じて、若干変更することがあります。
【評価方法】
授業参加状況(60%)、前期試験(20%)、後期試験(20%)
試験答案は、採点のうえ返却します。
【教科書】
川口裕司『初級トルコ語のすべて』IBCパブリッシング、2016年。
【参考文献】
竹内和夫『トルコ語辞典<ポケット版>』大学書林、1989年。
その他、授業で随時紹介します。
【特記事項】
なし
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
通年 水4 長谷部 圭彦