ベトナム語(特別語学)
清水 英里 
単位: 2 開講期: 通年 開講年度: 2020
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【授業表題】
ベトナム語ー言語・文化と歴史
【授業の形態・方法・内容】
この授業は講義を中心に行います。言語の習得のためには学生の主体的な参加が必須です。言語習得のためには学生による発話・板書・作文提出が中心になります。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
(DP1) この科目では、ベトナム語の基礎的な知識を身につけます。また同時に文化や歴史も学びます。東南アジア世界の中でのベトナムを学ぶことにより、アジア世界へのより深い見識を身につけることを目指しています。
【事前・事後学習】
新しい言語や文化を学ぶことになると思いますので、授業での内容を次回の授業では復習をしてから進んでいきます。そのためには事前・事後には授業内容の復習を1時間以上して授業に取り組んでください。
【授業計画】
1回目 ガイダンス
2回目 文字と発音。基本的な挨拶1 / ベトナム語の歴史1 文字のない世界から漢字文化圏へ
3回目  文字と発音(単語で実践)。基本的な挨拶2 / ベトナム語の歴史2 クォックグーの誕生
4回目 XはYです。疑問文と返答文。国名と職業名。 / 現代クォックグーの使われ方
5回目 XはYです文にて会話練習。親族名称を用いた挨拶。 / 挨拶から見るベトナムの家族関係
6回目 動詞文。基本的な動詞を使い文章を作る。 / 親族名称の豊富さはなぜあるの?ベトナムの東アジア的要素
7回目 動詞と動詞文(〜したい、〜するのが好きだ、〜する必要がある)。動詞文応用。/ ベトナムの歴史ー前史と民話の世界
8回目 動詞文完了形文の疑問文・返答文の作文練習。/ ベトナム民話を読む
9回目 動詞文総復習。学んだ文法を使って会話 / ベトナムの民話を読んで感想発表
10回目 形容詞文の肯定文・疑問文・返答文の作り方と基本的形容詞。 / ベトナム民話の誕生の背景
11回目 形容詞文のための名詞句の作り方。類別詞と指示詞。/ ベトナムの歴史ー近代以前
12回目 形容詞文を程度副詞を使って作文と会話。 /  ベトナムの歴史ー近代以降
13回目 形容詞比較・同等・最上級表現の作文。/ ベトナム料理の世界
14回目 前期期末試験と解説
15回目 前期期末試験の答案返却・答え合わせ、総復習

16回目 前期の復習(XはYです文)。
17回目 動詞文の復習。作文と会話。
18回目 形容詞文の復習。作文と会話。
19回目 形容詞文の比較・同等・最上級復習。さらに様々な表現。/ 料理の呼び方と注文の仕方
20回目 名詞句の作り方と指示詞で様々な表現(一冊の分厚い本など)。/ フルーツの呼び方
21回目 動詞文と形容詞の組み合わせで新たな表現を(私は早く起きる)。/ 北部と中部・南部の違い
22回目 動詞文と形容詞の組み合わせで会話練習。 / なぜ「ホーチミン氏」と「ホーチミン市」と二つあるの?北と南の人たちの感覚の違い
23回目 数字 1~100まで。発音とスペル。/ アオザイの世界
24回目 数字 100~2020まで。発音とスペル。/ ベトナムの宗教観
25回目 疑問詞を使った疑問文(何?どこ?誰?)。それに対する返答文。/ ベトナムコーヒー フランス植民地時代から中部高原の少数民族
26回目 時間表現を学び、「いつ?」の疑問詞を使った疑問文への返答文。/ ファンボイ=チャウと明治維新の影響
27回目 年齢表現と学年の表現の練習とそれに対する疑問文と返答文。/ ファンボイ=チャウの人生ー日本に憧れて
28回目 親族名称と年齢表現・学年表現を比較級を用いて疑問文と返答文。/ 現代のベトナムと日本の関係
29回目 後期期末試験と解説
30回目 後期期末試験答案返却と総復習
【評価方法】
授業参加点(40%) 、授業内小テストやレポート(20%) 、前期筆記試験(20%)、後期筆記試験(20%)。
授業内レポートについて、個別のフィードバックを行います。
【教科書】
指定しません。
【参考文献】
授業中に指示します。
【特記事項】
言語と文化・歴史を合わせて学ぶので、自分でプリントを整理しノートにまとめることが必要となります。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
通年 水1 清水 英里