音楽学a(特別授業)
久保田 慶一 
単位: 2 開講期: 1期 開講年度: 2020
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【授業表題】
オペラで学ぶヨーロッパ文化史
【授業の形態・方法・内容】
この授業、講義科目です。毎回の授業では前半で、鑑賞するオペラの成立背景や社会情勢について資料を用いて講義をします。後半はオペラを鑑賞します(日本語の字幕つき)。オペラ紹介ではありませんので、必ずオペラ全体を鑑賞しますので、欠席しないようにしてください。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
(全学DP2)この科目では、幅広い教養と外国語に関する基本的な知識・能力を身に付けることが目標です。さらにオペラ鑑賞を通して、外国の文化や芸術について知識も身に付けることを目標にしています。
【事前・事後学習】
学期末に提出してもらうレポートでは、毎回の授業で学んだ内容と鑑賞したオペラについての自分自身との関連について振り返りをしてもらうので、毎回の授業で学んだことを文章として記録して、復習に、次回の授業の準備しておくこと。毎回、授業時間の2倍程度の学習が必要である。
【授業計画】
第1回  オペラの社会史概説(前半)
第2回  モーツァルトの生涯      鑑賞『魔笛』(その1)
第3回  『魔笛』と錬金術       鑑賞『魔笛』(その2)
第4回  18世紀ウィーンのオペラ   鑑賞『魔笛』(その3)
第5回  モーツァルトのオペラ     鑑賞『魔笛』(その4)
第6回  ヴェルディとイタリア     鑑賞『椿姫』(その1)
第7回  19世紀の都市生活      鑑賞『椿姫』(その2)
第8回  ヴェルディのオペラ      鑑賞『椿姫』(その3)
第9回  フランスのグランドオペラ   鑑賞『カルメン』(その1)      
第10回 オペラと現実社会       鑑賞『カルメン』(その2)
第11回 オペラとオペラ台本      鑑賞『カルメン』(その3)
第12回 ロマン派のオペラ       鑑賞『カルメン』(その4)
第13回 20世紀のオペラ       鑑賞『トスカ』(その1)
第14回 オペラとオリエンタリズム   鑑賞『トスカ』(その2)
第15回 オペラの社会史概説(後半)  鑑賞『トスカ』(その3)
【評価方法】
授業参加点(2点×15=30点)、学期末レポート(70点)
【教科書】
指定しない
【参考文献】
久保田慶一・著 『音楽史を学ぶ』(教育芸術社)
久保田慶一・著 『都市と音楽』(教育芸術社)
【特記事項】
オペラを鑑賞しますが、娯楽ではありません。芸術を学問的に経験するのが目的です。授業中の私語や不真面目な態度で授業に臨むことを禁じます。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 水3 久保田 慶一
1期 水4 久保田 慶一