演習(3,4年)
小山 健太 
単位: 4 開講期: 通年 開講年度: 2020
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【授業表題】
異文化マネジメント・国際キャリア開発の研究<社会調査実践>
【授業の形態・方法・内容】
本演習では、グローバル企業の「異文化マネジメント」に軸足をおいて、組織心理学・キャリア心理学に関する下記テーマを多面的に学習・研究します。将来、海外で働きたい学生、国内や国外で外国籍人材と一緒に働くことに関心がある学生が、この演習を履修することを想定しています。そうした学生が卒業後にグローバル人材として活躍できるように、研究や社会調査の活動を通じて、専門性と粘り強い人間力を養います。

・グローバル企業の異文化マネジメント
・グローバル人材の国際キャリア開発
・モチベーション
・リーダーシップ
・人材育成
・上司部下関係
・ダイバーシティ
・ライフキャリア
・キャリア支援
・キャリア教育 など

授業形態は演習形式で、1期2期を通じて、グループワークによる調査実施、および個人ワークによる調査報告書(ゼミ論文)の執筆(1万字以上)を行います。
つまり、この演習を通して調査の企画から報告書の作成まで、社会調査の一連の過程における実践知識とスキルを学びます。具体的には研究テーマの立案、先行研究レビュー、仮説構築、調査項目の設定、調査票の作成、調査の実施(調査票の配布・回収)、集計、統計的データ分析による仮説検証、学術的な調査報告書(ゼミ論文)の執筆(1万字以上)を行ないます。
さらに、学術論文大会である「国際ビジネス研究インターカレッジ大会」に出場することを目指します(1~2グループ)。

授業内での発言・発表について、その都度、フィードバックを行います。
また、1年を通しての毎回の宿題として、日経新聞の記事を読んで感想レポートを提出します(毎回の授業開始時に提出)。

学生の自立的な取り組みが前提であり、授業外での作業も多く発生しますので、主体的に参加する意思のない者、社会調査のスキル向上に関心のない者は、履修を控えてください。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
グローバル企業を事例にして、コミュニケーションに関わる事柄について問題の発見・分析・解決をする能力を養う(DP4)ために、この演習では下記の5項目を到達目標とします。

(1)組織心理学・キャリア心理学に関する専門的な知識を習得し、先行研究レビューができるようになる。
(2)社会調査・データ分析の手法を理解し、実践できるようになる。
(3)論文執筆の基礎を理解し、論文を執筆できるようになる。
(4)グループワークによる、相互学習を深める。
(5)卒業論文の研究計画を構想できるようになる。
【事前・事後学習】
事前学習として、授業で発表できるように、授業時間外にグループワークで討議・作業をすること。また、日経新聞の記事を読んでレポートを毎週書くこと。(2時間程度)
事後学習として、授業内容をふまえて、研究の進捗を振り返り、課題をみつけ、解決策を検討すること。(2時間程度)
【授業計画】
1期
 第1回 イントロダクション
 第2回 レクチャー 「リサーチデザインと先行研究」
 第3回 レクチャー 「研究計画書の作成方法」
 第4回 先行研究・文献レビューと研究テーマの立案1 
 第5回 先行研究・文献レビューと研究テーマの立案2
 第6回 先行研究・文献レビューと研究テーマの立案3
 第7回 研究テーマの検討と仮説の構成1
 第8回 研究テーマの検討と仮説の構成2
 第9回 レクチャー 「質問項目の作成方法」
 第10回 仮説の検討と質問項目の設定1
 第11回 仮説の検討と質問項目の設定2
 第12回 仮説の検討と質問項目の設定3
 第13回 調査票の作成1
 第14回 調査票の作成2
 第15回 調査票の作成3

2期
 第16回 サンプリング、調査の実施(調査票の配布・回収)
 第17回 データクリーニング
 第18回 集計、記述統計1
 第19回 集計、記述統計2
 第20回 集計、記述統計3
 第21回 統計的データ分析と仮説検証1
 第22回 統計的データ分析と仮説検証2
 第23回 統計的データ分析と仮説検証3
 第24回 統計的データ分析と仮説検証4
 第25回 調査報告書(ゼミ論文)の作成1
 第26回 調査報告書(ゼミ論文)の作成2
 第27回 調査報告書(ゼミ論文)の作成3
 第28回 調査報告書(ゼミ論文)の作成4
 第29回 研究成果のプレゼンテーション
 第30回 本演習のまとめ
【評価方法】
授業参加、研究計画書、調査報告書(ゼミ論文)を総合的に評価する(100%)。

ただし、研究計画書、調査報告書(ゼミ論文)のうち1つでも未提出の場合は、原則として単位を付与しません。
【教科書】
小塩真司(2018)『SPSSとAmosによる心理・調査データ解析[第3版]』東京図書
【参考文献】
小塩真司(2012)『研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析[第2版] 』東京図書
その他、授業内で適宜指示する
【特記事項】
下記授業は本演習と密接に関連するため、未履修の場合は3年次で受講することを強く推奨する。本演習の希望者が多い場合は、ゼミ申込書等で下記授業の履修意思を明示した者を優先する。

「組織コミュニケーション論」(1期火4限の予定)
「国際キャリア開発論」(2期火1限の予定)
「社会調査ワークショップ」等の社会調査士資格認定科目

受講者の関心や人数により、授業内容を変更する場合がありますが、その際には受講者全員に告知します。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
通年 月2 小山 健太