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 ジェンダーとキャリア形成 | ||||||
板谷 和代  | ||||||
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【授業表題】 |
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女性のワークキャリア&ライフキャリアとビジネス社会 |
【授業の形態・方法・内容】 |
1985年に男女雇用機会均等法が制定されて以来、育児休業法や女性活躍推進法の制定など、働く女性をとりまく環境は、大きく変化をした。ところが、女性活躍に関わる指数には、その成果がなかなか現れていない現状がある。 本授業では、ワークキャリアのみならず、ライフキャリアも含めた広い意味での日本における女性のキャリアについて、歴史的背景、他国との比較、ダイバーシティ&インクルージョン、アンコンシャスバイアスといった様々な視点から紐解き、その現状と課題を考える。さらに、女性がいきいきと活躍するために求められる環境整備、女性のみならず働く人々の意識変革、家族としての関わり方などについて対話を通じて深めていく。したがって、男子学生の履修も大いに歓迎する。 本授業は講義や対話を織り交ぜて実施する。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
1.女性の就業に関する歴史的背景、社会的背景を理解する 2.ビジネス社会における女性のキャリア形成について、現状を理解し、課題を認識する 3.誰もが自分事として、ビジネス社会における女性のキャリア形成を考える意義を理解する また、本授業は「多様な知識・能力に裏付けられた総合的な判断力と行動力」(全学DP4)および「問題の発見・分析・解決をする能力」(コミュニケーション学部 DP4)、「自らの考え・アイディアを創造的に表現し、伝達していくコミュニケーション技法」(コミュニケーション学部 DP5)に関連する。 |
【事前・事後学習】 |
授業のテーマについて予習をすることで、授業中の対話に積極的に関われるよう準備をする。事後は、授業で学んだことや他学生との対話から得た新たな視点などをふりかえり、持論化するよう努める。事前・事後学習に要する時間は、毎回4時間程度である。 |
【授業計画】 |
1.ガイダンス 2.ワークキャリアとライフキャリア 3.女性のライフコースの特徴 4.ゲスト講師による講義(1) 私のキャリア紹介 5.女性と社会(1)-歴史から学ぶ 6.女性と社会(2)-他国との比較から学ぶ 7.女性と社会(3)-データから学ぶ 8.女性のキャリア形成と企業の責任 9.ジェンダーの平等と経済効果 10.ダイバーシティ&インクルージョンの意義 11.アンコンシャスバイアスとジェンダー 12.ゲスト講師による講義(2) 妻の活躍・母の活躍 13.女性のキャリア形成と女性の責任 14.女性のキャリアデザインと社会 15.ふりかえりとまとめ |
【評価方法】 |
授業参加(コメントシートの提出)(20%)、期末レポート(2,000字程度)(80%)で総合評価を行う。したがって、期末レポートの未対応の場合は、原則として単位を付与しない。なお、授業中に発言をした場合は加点評価する。 必要に応じて、適宜フィードバックを行う。 |
【教科書】 |
なし(必要な資料を都度配布する) |
【参考文献】 |
必要に応じて授業中に伝える |
【特記事項】 |
講義中心の授業ではあるが、学生同士の対話はもちろん授業中の発言など、社会での活躍を視野に授業を進めるため、積極的な参加姿勢を必要。また、ビジネス社会におけるマナー(あいさつ、授業開始前の着席、私語を慎むなど)を守ること。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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2期 | 月3 | 板谷 和代 |