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 書を読もう、図書館へ行こう!(特別企画講義) | ||||||
徐 京植、大岡 玲  | ||||||
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【授業表題】 |
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書を読もう、図書館へ行こう! |
【授業の形態・方法・内容】 |
本学内外の多様な講師陣によるオムニバス講義である。 履修学生諸君は各講師が自由に語る読書体験、その喜びに触れて、自らの知的好奇心を育て、他からの強制ではなく自発的な意欲によって、多様な書物を手にとり読むように導かれる。各講師はこのような導きのガイド役を務める。 学生諸君は各講義ごとに質問や感想などのコメントをリアクションペーパーに書くよう求められる。これらのコメントについては随時フィードバックを行なう。 なお、本講義は公開で行われる。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
この科目は「教養」に関する「基本的な知識と能力」を身につけるための科目です(全DP2)。 本講義の到達目標は以下のとおり。 履修学生は、各講師の「推薦図書」など講義中に言及された書籍をできるだけ熟読し、それに対する感想を書くことが出来るようになること。 みずからの意欲と判断に基づいて読むべき書籍を選ぶことが出来るようになること。 上記と関連して本学図書館を積極的に活用することができるようになること。 |
【事前・事後学習】 |
各講義中の講師が推薦する図書を可能な限り読むこと。 「大学設置基準」上、この科目は「講義」科目にあたりますので、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となります。 |
【授業計画】 |
第1回 4/9ガイダンス(この講義の目指すこと)講師:徐京植(図書館長)、ほか出席可能な講師 第2回 4/16対談「いつもそこに本があった」講師:大岡玲(日本文学、元図書館長)、徐京植 推薦図書:イータロ・カルヴィーノ(河島英昭訳)『まっぷたつの子爵』岩波文庫(大岡)、『寺田寅彦随筆集』岩波文庫(徐) 第3回 4/23講師:大久保奈弥、ダイビングチームすなっくスナフキン『大浦湾の生きものたち‐琉球弧・生物多様性の重要地点、沖縄島大浦湾』南方新社 第4回 5/7講師:高津秀之、推薦図書;J.R.R.トールキン(瀬田貞二訳)『指輪物語』評論社文庫 第5回 5/14講師:澁谷知美、推薦図書:上野千鶴子『ミッドナイトコール』朝日文芸文庫 第6回 5/ 21講師:早尾貴紀、推薦図書:エドワード・サイード『オリエンタリズム』平凡社ライブラリー 第7回 5/28講師:関口純平(本学卒業生)、推薦図書:遠藤周作『沈黙』新潮文庫 第8回 6/4講師:戸邊秀明、推薦図書:野田正彰『戦争と罪責』岩波書店 第9回 6/11講師:大田美和(中央大)、推薦図書:永瀬清子『永瀬清子詩集』現代詩文庫1039 思潮社 第10回 6/18講師:相澤伸依、推薦図書:プーシキン(池田健太郎訳)『オネーギン』岩波文庫 第11回 6/25講師:岡本英男(学長)、推薦図書:トニー・ジャット『荒廃する世界のなかで―これからの「社会民主主義」を語ろう―』みすず書房 第12回 7/2講師:古井龍介(東大)、推薦図書:中里成章『パル判事―インド・ナショナリズムと東京裁判』岩波新書 第13回 7/9講師:鈴木直、推薦図書:ユルゲン・ハーバーマス『引き裂かれた西洋』法政大学出版局(叢書ウニベルシタス)、大貫敦子、木前利秋、鈴木直、三島憲一訳、鈴木直解説 第14回 7/16まとめの鼎談「読書の未来」講師:西垣通(前図書館長)+大岡玲+徐京植 推薦図書:ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス‐テクノロジーとサピエンスの未来』上下、柴田裕之訳、河出書房新社 |
【評価方法】 |
各講義1回につき授業参加点4点、ガイダンスを除く13回で計52点。 期末のレポート48点。合計100点満点中60点以上を合格とする。 リアクションペーパーは講義の理解度を測り、履修生へのフィードバックのために用いる。 |
【教科書】 |
とくに定めない。 |
【参考文献】 |
上記「授業計画」中に挙げた「推薦図書」。さらに必要な場合は授業中に指示する。 |
【特記事項】 |
本講義は毎回の講師が異なっているので,初回のガイダンスに必ず出席し,講義内容,評価方法について理解しておくこと。また,講師の都合により,講義の内容,順序などを変更する可能性がある。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 火4 | 徐 京植 |