文系のための基礎数学Ⅰa
阿部 弘樹、竹内 秀一 
単位: 2 開講期: 1期 開講年度: 2019
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【授業表題】
 計算問題の基礎
【授業の形態・方法・内容】
 この科目の授業形態は講義科目であり、授業内容等は以下のとおりである。
 就職試験や資格・検定試験等において、基礎的な数学に関する問題あるいは基本的な数的処理能力を試す問題が課される。たとえば、就職試験における総合適性検査(いわゆるSPI試験)では、非言語能力検査として、数学、計算能力、論理的思考などが調べられている。
 こうした非言語能力検査に対応するための基礎となる数学(中学校レベルから高等学校1年生レベルの数学)について、復習を兼ねて学習することがこの授業の目的である。特に「文系のための基礎数学Ia」においては、基礎的な数学(計算問題を中心とした数学)の概念と考え方を講義する。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
 この科目は、全学DP2で掲げる「教養」に関する「基本的な知識と能力」を身につけるための科目である。特に、基礎的な数学(計算問題を中心とした数学)の概念と考え方を修得することが目標である。
【事前・事後学習】
 基礎的な数学(中学校レベルから高等学校1年生レベルの数学)について、ある程度の予備知識が必要である。
 事前学習として、指定された教科書の「例題」および「問」を解いてみること。また、事後学習として、教科書の「練習問題」を解くこと。
 なお、「大学設置基準」上、この科目は「講義」科目にあたるので、授業時間外に行う事前事後学習に要する時間は4時間程度となる。
【授業計画】
 教科書の第1章から第3章までを解説する。適宜、授業内に演習問題を解答してもらう予定である。
 なお、演習問題(期末試験等を含む)の全体講評については、授業時あるいはmanabaを利用して行う。

 授業計画(予定)は以下のとおりである。
  第1回 ガイダンス、第1章から第3章までの概略
  第2回 第1章 基礎的な計算 1.1 四則演算(1)<基本>
  第3回            1.1 四則演算(2)<発展と計算例>
  第4回            1.2 分数と小数
  第5回            1.3 基礎的な計算例
  第6回 第2章 方程式 2.1 一次方程式(1)<基本>
  第7回         2.2 一次方程式(2)<計算例(文章問題)>
  第8回         2.3 二次方程式
  第9回         2.4 連立一次方程式
  第10回         2.5 不等式
  第11回 第3章 割合 3.1 比
  第12回        3.2 比率
  第13回        3.3 計算例(1)<標準問題>
  第14回        3.4 計算例(2)<応用問題(資料解釈)>
  第15回 まとめ、期末試験について
 *授業計画が変更される場合は事前に通知する。
【評価方法】
 授業参加点(演習問題の解答内容)を約30%、それに期末試験を約70%の割合で評価する。
【教科書】
 竹内秀一・阿部弘樹 著「文系の基礎数学」サンウェイ出版
【参考文献】
 鍵本聡 著「計算力を強くする」[同Part2、完全ドリル](講談社BLUEBACKS)
※その他については、授業中に随時提示する。
【特記事項】
 開講曜日時限(クラス)により、授業計画や評価方法(授業参加点と期末試験の割合)が変更される場合がある。また、教科書の問や練習問題等は、毎年追加・変更されるので注意すること。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 月4 阿部 弘樹
1期 火5 阿部 弘樹
1期 金2 竹内 秀一