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 イギリス文化・観光とメディア(特別講義) | ||||||
長谷川 倫子  | ||||||
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【授業表題】 |
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イギリス文化の理解から観光とメディアの可能性を考える |
【授業の形態・方法・内容】 |
この授業は講義形式の科目ですが、パワーポイントを使用し、映像資料なども活用する予定です。ここで対象とするのはロンドンが中心となりますが、それ以外の地域も含めて、イギリス文化の諸相を観光のさまざまな側面から解説します。世界中からの旅行者を魅了する観光立国イギリスを、その歴史・地理や社会学の視点から探り、観光活動におけるメディアの果たす役割についても一緒に考えます。必要に応じて資料を配布します。また、ネットなどで各自が情報をあらかじめ入手するように指示することもあります。また、講義の補足として映像資料なども用います。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
この講義は、ディプロマ・ポリシーの(1)「人間・社会・言語・自然についての教養の涵養」と(3)「メディアに関する知識と情報を分析・評価する能力」を獲得することを目指すもので、それらは以下のことを意味します。 ・文化研究の入門編としてイギリスの文化・社会・歴史を知る。 ・イギリス文化研究における専門知識の獲得。 ・観光立国イギリスにおけるその文化資源の活用方法を理解する。 ・観光活動におけるメディアの役割についてイギリスを事例に考える。 ・英語で書かれたさまざまな観光ガイドや解説を使いこなせるようになる。 |
【事前・事後学習】 |
予習のために配布された教材は必ず熟読して講義に出席すること。持ち帰りの課題には、観光庁や各観光施設の公式ホームページを閲覧したり、図書館の映像資料を見てレポートする課題も含まれていますので、その都度指示に従って、決められた期限内に提出すること。講義では英語の重要な語句や表現を紹介した資料を配布し、自宅学習の成果を第5回、第9回、第13回の講義のショートクイズでチェックします。(各講義あたり、その2倍程度の時間が講義外学習時間の目安となります) |
【授業計画】 |
第1回 この講義の目的 専門用語の解説と情報の集め方 第2回 旅の歴史はトーマス・クックから 団体vs個人旅行 第3回 観光とメディア ガイドブック、公式ホームページ、ブループラーク 第4回 国旗からみる大英帝国のなりたち 第5回 ロンドンについて知ろう 地理と歴史を中心として(ショートクイズ実施) 第6回 イギリスの四季と年中行事 第7回 文化的象徴としてのロイヤル・ファミリー 第8回 コーヒーと紅茶から見たイギリス 第9回 ナショナル・トラストとピーター・ラビット(ショートクイズ実施) 第10回 ヴィクトリア時代とその文化遺産 第11回 大倉喜七郎とケンブリッジ<トリニティ・カレッジ> 第12回 多文化共生ロンドンのエスニシティと観光 第13回 ザ・ビートルズの旅 リバプール、ロンドンから東京へ(ショートクイズ実施) 第14回 フェスティバルと観光 フリンジ(エディンバラ)を事例として 第15回 まとめ 観光立国イギリスから学ぶこと *授業計画やショートクイズの日程が変更される場合は事前にお知らせします。 |
【評価方法】 |
授業参加点(30%)、ショートクイズ(30%)、後期筆記試験または期末レポート(40%)により総合的に評価します。ショートクイズの結果は講義期間中にフィードバックします。 |
【教科書】 |
教科書使用予定(執筆中 授業中に指示します。) |
【参考文献】 |
本学の所蔵図書や資料を大いに活用していただきたいので、講義にてどのような文献を選んだらよいのかを紹介します |
【特記事項】 |
夏休みに英国での語学研修を計画している方には特におすすめしたい科目です。英国文化を事前に学ぶことで、語学研修がより実り多いものとなるでしょう。 TKUポータルのmanabaを活用し、課題や参考資料や映像資料を配信しますので、すぐに閲覧できる環境を整えてください。 この講義がより面白くなるための留意点: ・日頃からイギリス文化やイギリス社会に関する情報へのアンテナを張ることを心がけてください。 ・配布資料や課題の中には、英文の資料が含まれているので、わからない語句を必ず辞書で調べ、自主学習による英語力のスキルアップへと結び付ける習慣を身に着けてください。 ・異文化を知るにはその言語を学ぶことが第一ですが、その背景となる文化や歴史的ななりたちを知ることで、さらに関心が広がり外国語の学習がますます面白くなります。教養を高め専門知識を獲得する広義の目的のために、この講義がイギリスに関心を持つきっかけとなり、コミュニケーション活動の幅が広がる一助になることを目指しています。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 金1 | 長谷川 倫子 |