院)個別研究指導/院)個別研究指導(サブゼミ)
小山 健太 
単位: 2 開講期:   開講年度: 2019
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【授業表題】
企業社員等の意識・行動に関する仮説検証型研究(組織心理学)
【授業の形態・方法・内容】
企業社員など組織構成員の意識・行動に関する研究論文(日本語論文・英語論文)をレビューし、各自の研究テーマと仮説を明確化するとともに、調査計画を立案する。さらに、データの収集・分析(主に統計解析)に取り組み、仮説検証型の論文を目指す。

本授業は演習形式で個人研究を行う。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
本授業の到達目標は次の2点である。

(1)企業等の組織における実践的問題について、組織心理学にもとづいてリサーチクエスチョンを導き出せるようになる
(2)リサーチクエスチョンにもとづいて、仮説構築、調査計画、分析(主に統計解析)、考察ができるようになる

また、上記の到達目標は、ディプロマポリシーの下記の個所と関連している。

 ・企業や行政等の組織体のコミュニケーション戦略の構築力を養う
 ・社会学などの分析手法を備える
【事前・事後学習】
毎回の出席の前後には、相当の時間による各自の研究作業の遂行が求められる。とくに、出席にあたっては文献の検討、調査計画、分析作業などに関して詳細なレジュメの準備が必要となる(4時間程度)。
【授業計画】
1期
1.研究計画および研究倫理教育について
2.問題意識についての発表と討議1
3.問題意識についての発表と討議2
4.問題意識についての発表と討議3
5.問題意識についての発表と討議4
6.問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告1
7.問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告2
8.問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告3
9.問題意識に関連する文献収集と検討結果の報告4
10.問題意識から理論仮説構築への指導1
11.問題意識から理論仮説構築への指導2
12.問題意識から理論仮説構築への指導3
13.問題意識から理論仮説構築への指導4
14.問題意識から理論仮説構築への指導5
15.1期のまとめ

2期
1.イントロダクションおよび研究倫理について
2.理論仮説から作業仮説へ1
3.理論仮説から作業仮説へ2
4.理論仮説から作業仮説へ3
5.理論仮説から作業仮説へ4
6.データ収集計画の検討1
7.データ収集計画の検討2
8.データ収集計画の検討3
9.データ収集計画の検討4
10.研究計画の確定と実施1
11.研究計画の確定と実施2
12.データ分析1
13.データ分析2
14.論文執筆
15.まとめ

※上記計画は、履修者の人数や進捗によって変更の可能性があり、その場合には事前に通知する。
【評価方法】
授業参加、発表・発言、提出物を総合的に評価する(100%)。

また、授業内の発表・発言について、その都度フィードバックを行う。
【教科書】
授業内で指示する。
【参考文献】
授業内で指示する。
【特記事項】
本授業の担当教員が学部で開講している専門科目「組織コミュニケーション論」「国際キャリア開発論」と同程度の専門知識を前提とする。また、学部「社会調査士」関連科目程度のデータ分析の知識・能力も必要となる。これらに不足がある場合は、事前に十分な学習をする必要がある。
さらに、専門文献には英語を用いるものが含まれる。
これらに関連しては、履修手続き前に個別にアポイントメントを取り相談することが望ましい。電子メールアドレスはkoyama@tku.ac.jp
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 火2 小山 健太
2期 火2 小山 健太