キャリアデザイン入門
小山 健太 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2019
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【授業表題】
大学での学びを通じたキャリア形成の理解とデザイン
【授業の形態・方法・内容】
本講義では、ライフキャリアの視点にたち、大学での学びを卒業後の仕事人生につなげていくための意識を高め、自身の大学生活や就職活動などをデザインする。
職業選択や就職活動だけがキャリア形成ではない。ライフキャリアの視点からは、大学入学時点ですでにキャリアの歩みが始まっている。自分のキャリアを自覚し、主体的にキャリアデザインするための心構えと方法を実践的に学ぶ。

また本授業において、コミュニケーション学部の各コースの学修分野の概要を学び、実際のコース登録を行うとともに、2年次からの所属ゼミの希望も申請する。

この授業は講義を中心に行うが、学生の主体的な参加も必要となる。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
・自分のキャリアを主体的にデザインするための心構えと方法を学ぶ。
・1年次からキャリアデザインを自分自身の問題として真剣に考えるようになり、キャリアデザインに関する問題の発見・分析・解決をする能力を養う。
・今後の大学での学びを充実させるための計画を立案し、計画内容を「キャリアと学びのプランシート」で表現し伝達できるようになる。
また、これらの到達目標は、ディプロマポリシーの下記の個所に関連する。
(DP4)コミュニケーションに関わる事柄について、問題の発見・分析・解決をする能力
(DP5)自らの考え・アイデアを創造的に表現し、伝達していくコミュニケーション技法
【事前・事後学習】
毎回の授業でのノートなどを見直し、様々な業種・会社や職種の内容や必要となる能力などについて調べる作業が求められる。また、コミュニケーション学部の授業の広がりについて理解を深め、2年次以降の履修計画を検討することが必要となる。それらを通じて、卒業までの期間の大学生活を総合的に、主体的に計画することが必要となる。これらについて、毎回、授業時間の2倍程度の学習時間が必要となる。
【授業計画】
各回の構成は以下の通り。授業終盤で「キャリアと学びのプランシート」を提出してもらい、全体への講評を通じてフィードバックを行う。

第1回 イントロダクション
第2回 仕事の実際(営業職)
第3回 コミュニケーション学部の学びの特徴、就職状況
第4回 メディアコースの概要
第5回 グローバルコースの概要
第6回 企業コースの概要
第7回 ゼミとコース選択
第8回 日本におけるキャリアデザイン
第9回 中小企業の魅力
第10回 ファイナンシャルプランとライフキャリア(ゲスト講義の予定)
第11回 キャリアデザインの方法
第12回 「キャリアと学びのプランシート」作成 (大学生活)
第13回 「キャリアと学びのプランシート」作成 (授業関連)
第14回 先輩から学ぶキャリアデザイン
第15回 まとめ
【評価方法】
授業参加点(コメントの提出)、1000字程度のコース選択についてのレポート、「キャリアと学びのプランシート」の内容で、総合的に評価する(100%)。
【教科書】
『コミュニケーション学がわかるブックガイド』、東京経済大学コミュニケーション学部監修、NTT出版、2014年
【参考文献】
必要に応じて授業で紹介する。
【特記事項】
この授業は、「進一層科目」における「キャリア科目」の1つです。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 月4 小山 健太