タイ語(特別語学)
平田 晶子 
単位: 2 開講期: 通年 開講年度: 2019
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【授業表題】
基礎タイ語
【授業の形態・方法・内容】
みなさん、サワッディーカー(「こんにちは(女性形)」)。

この授業は、タイ語を習得するために講義と応用(会話練習)を行います。
タイ語を基礎からゆっくり学びながら、タイの文字に関する歴史的な話だけではなく、文化・社会に関する基礎的な知識も身につけていくことができます。

タイ語で話すとき、語順の位置や文のつくり方は、どちらかというと日本語ではなく英語に近いです。また、ややこしい文法事項が多くないこともタイ語の特徴でしょう。基本語順や文法表現をおさえたあとに、徐々にボキャブラリーを増やしていきたいとおもいます。
各授業前または授業中に前回の復習や確認テストの答えを伝えていきます。
この授業を受けた後は、タイへ旅行にいったときやタイ料理を食べに行ったときなど、ちょっとした簡単なタイ語の文もつくれるようになっているでしょう!
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
この科目では、タイ語の初級レベルの運用能力を身に付けることが目標です(全学DP2)。具体的には、
1.発音と文字を習得します。
2.基本的な挨拶で使う単語や慣用句を覚えます。
3.日常会話や簡単な読み書きに必要な文法事項を学びます。
【事前・事後学習】
外国語の勉強には予習よりも復習がとても大切です。授業後には、必ず復習してください。なお、「大学設置基準」上、この科目は「実習」科目にあたりますので、授業時間外におこなう事前事後学習に要する時間は1時間程度となります。
【授業計画】
第1回 タイの社会と文化、タイ語の概略
第2回 基本のあいさつ
第3回 数字
第4回 挨拶と文字(子音・母音)(1)中子音、長母音
第5回 会話と文字(子音・母音)(2)低子音、二重子音
第6回 会話と文字(子音・母音)(3)高子音、短母音
第7回 会話と文字(子音・母音)(4)頭子音と末子音
第8回 会話と文字(子音・母音)(5)平音節
第9回 会話と文字(子音・母音)(6)促音節
第10回 会話と文字(文字の歴史と声調符号) 
第11回 文章の基本的語順
第12回 タイ語のbe動詞
第13回 動詞(基本)
第14回 動詞(練習と応用)
第15回 試験と解説
第16回 前期の復習(文字)
第17回 否定形(基本)
第18回 否定形(練習と応用)
第19回 疑問形(基本)
第20回 疑問形(練習)
第21回 疑問形(応用)
第22回 可能・許可
第23回 類別詞
第24回 疑問詞(基本)
第25回 疑問詞(練習と応用)
第26回 完了・未然
第27回 意志・推量
第28回 未来形
第29回 時間・場所を表す表現
第30回 まとめと試験
【評価方法】
出席状況と授業への参加度(60%)、小テスト(10%)、タイ語の作文(10%)および学年末試験(20%)により総合評価します。
必要に応じて、適宜フィードバックを行います。
【教科書】
スニサー・ウィッタヤーパンヤーノン(著)2016『表現を身につける初級タイ語』三修社.
【参考文献】
宇戸清治(著)1992『やさしいタイ語―文字の読み書き』大学書林.
一宮孝子(著)2006『読める!書ける!タイ文字ドリル』国際語学社.
冨岡裕,平田晶子(著)2013『タイ語のきほんドリル』国際語学社.
Brusphat, Somsonge 2006 Reading and Writing Thai. Language & Culture for Rural Development Mahidol University.
【特記事項】
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
通年 木3 平田 晶子