トルコ語(特別語学)
奥 美穂子 
単位: 2 開講期: 通年 開講年度: 2019
閉じる
【授業表題】
トルコ語基礎
【授業の形態・方法・内容】
トルコ語は語順や助詞の使い方など、日本語と多くの共通点がみられる親しみやすい言語です。本授業では初学者用のテキストを使いながら、トルコ語の初級文法と日常会話をバランスよく学習します。また、トルコをはじめとした中東・イスラーム世界の文化や歴史も随時紹介していきます。トルコ語の学習を通して、異文化理解の扉を開きましょう。なお、この授業は講義と演習を中心に行い、学生の主体的な参加を求めます。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
1. トルコ語の文字と発音の習得
2. トルコ語の初級文法の習得
3. トルコや中東・イスラーム世界にかんする正しい理解
この科目は、「外国語」に関する「基本的な知識と能力」を身につけるための科目です(全学DP2)。
【事前・事後学習】
外国語の習得には予習と復習が欠かせません。付属CDを活用して繰り返し音声を聞き、声に出してトルコ語の音に慣れていきましょう。なお、「大学設置基準」上、この科目は「実習」科目にあたりますので、授業時間外におこなう事前事後学習に要する時間は、授業時間と同程度となります。
【授業計画】
第1回 イントロダクション:トルコ語の特徴と魅力
第2回 文字と発音、母音調和
第3回 基本表現、歴史と文化1:トルコ共和国概要
第4回 第1課:挨拶表現、複数形
第5回 第2課:「AはBです」の表現、疑問文
第6回 第3課:主語人称代名詞、接続詞
第7回 復習と確認、歴史と文化2:イスラーム基礎知識
第8回 第4課: 指示詞、過去表現(1)
第9回 第5課:所有接尾辞、現在形
第10回 第6課:過去表現(2)、動詞の否定形
第11回 復習と確認、歴史と文化3:歴史地区イスタンブル
第12回 第7課:格助詞(1)、命令文
第13回 第8課:格助詞(2)、動名詞
第14回 第9課:超越形、限定格
第15回 前期試験と解説、まとめ
第16回 第10課:複合名詞、未来形
第17回 第11課:可能形
第18回 第12課:義務表現
第19回 復習と確認 歴史と文化4:トルコの食べ物
第20回 第13課:提案文、比較文
第21回 第14課:不定過去形
第22回 第15課:仮定形、受身文
第23回 第16課:起点格の応用表現
第24回 復習と確認、歴史と文化5:映画鑑賞
第25回 歴史と文化5:映画鑑賞、日土交流史
第26回 第17課:願望形
第27回 第18課:過去表現(3)、使役形
第28回 第19課:副動詞、kiの構文
第29回 第20課:引用文、従属節
第30回 後期試験と解説、まとめ

なお、受講者の理解度や興味・関心に応じて若干の変更をおこなう場合もあります。
【評価方法】
授業参加状況(60%)、前期試験(15%)、後期試験(15%)、課題・小テスト(10%)で総合評価を行います。
試験・課題について、必要に応じて、都度フィードバックを行います。
【教科書】
川口裕司『初級トルコ語のすべて』IBCパブリッシング、2016年。
【参考文献】
竹内和夫『トルコ語辞典<ポケット版>』大学書林、1989年。
その他、授業で随時紹介します。
【特記事項】
特になし
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
通年 水4 奥 美穂子