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 フレッシャーズ・セミナーb | ||||||
北村 智、小林 誠、小山 健太、光岡 寿郎  | ||||||
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【授業表題】 |
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コミュニケーション学ことはじめ (ゼミ活動の充実に向けた専門課程の理解、目的意識の高揚とスキルの習得) |
【授業の形態・方法・内容】 |
コミュニケーション学部では、2年次より3コース(グローバル/メディア/企業)に分かれて専門的内容を学習していくため、1年次の終わりには、自分の希望するコースを選定する必要がある。この授業のねらいは、コミュニケーション学における専門的内容の一部をやや先取りして提供することで、コース体系への理解を促し、学習に対する目的意識を高めることにある。 コース選定はもとより、2年次以降の演習(ゼミ)では、受け身ではない、主体的な姿勢が求められる。つまり、教授される内容をただ聴講するだけはなく、自ら問題提起をし、メンバーと積極的に議論することが前提となる。 したがってこの授業では、学生主体のグループ・ワークやプレゼンテーション課題を取り入れ、ゼミ活動に必要な問題発見能力、情報収集能力、コミュニケーション技術を養成する。これらの能力や知識の獲得は、ゼミ活動に限らず、次年次以降のステップアップにつながるものと期待する。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
専門的内容への接触と主体的な演習活動を通して、グローバル/メディア/企業の各コースの概要をつかみ、目的をもって学習する態度を身に付ける。 他者や他文化との対話力、メディアに関する知識と情報を分析・評価する能力、問題の発見・分析・解決をする能力、自らの考え・アイディアを表現・伝達する能力の修得の基礎づくりをする。 |
【事前・事後学習】 |
授業で取り上げる文献の予習に加え、議論の復習、そしてプレゼンテーション課題の準備が不可欠である。 予習・復習にはそれぞれ授業時間と同程度の時間を要する。 |
【授業計画】 |
この授業は、12名程度の少人数クラス(全4クラス)で実施する。クラスごとに順序は異なるが、4名の教員が3回ずつ、リレー形式で担当し、文献の講読やプレゼンテーション課題を行う。課題に対しては各教員がフィードバックを行う。 今年度の担当者と概要は、次のとおりである。 ・光岡寿郎(「メディア空間論」担当) 私たちを取り巻く「商品」「コンテンツ」を入り口に、日常生活にも影響を及ぼす文化のグローバル化についての理解を深める。 ・小林誠(「グローバルコミュニケーション基礎」担当) 新聞、テレビ、映画、雑誌などの多様なメディアにおける異文化をめぐる表象について考える。 ・北村智(「ソーシャルメディア論」担当) 日本の情報通信の現況に関する資料をもとに、メディア利用行動・メディア産業について議論・考察する。 ・小山健太(「組織コミュニケーション論」担当) 企業で働く人の意識調査データ、企業内コミュニケーションの動画視聴により、組織コミュニケーションをグループで検討し発表する。 なお、第1回目のオリエンテーションは全4名の教員が合同で行い、この授業の特徴や次回以降の進め方などについて説明するため、必ず出席すること。各回の授業内容は以下の通りである。 第1回 オリエンテーション 【第1クール 教員①】 第2回 導入 第3回 グループ・ワーク 第4回 発表 【第2クール 教員②】 第5回 導入 第6回 グループ・ワーク 第7回 発表 第8回 中間まとめ 【第3クール 教員③】 第9回 導入 第10回 グループ・ワーク 第11回 発表 【第4クール 教員④】 第12回 導入 第13回 グループ・ワーク 第14回 発表 第15回 全体総括 |
【評価方法】 |
出席、発言、プレゼンテーション課題など授業への貢献度を4名の教員ごとに評価し、その合計得点にもとづいて最終的な成績評価を行う。 |
【教科書】 |
指定なし。 |
【参考文献】 |
・東京経済大学コミュニケーション学部監修『コミュニケーション学がわかるブックガイド』NTT出版 ・その他、授業内で適宜紹介する。 |
【特記事項】 |
少人数クラスにおいてグループ・ワークを課すため、受講者は毎回の出席と、授業への積極的な参加が強く期待される。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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2期 | 月5 | 光岡 寿郎 | |
2期 | 水1 | 小山 健太 |