| ||||||
 社会調査実習(特別講義) | ||||||
北村 智  | ||||||
|
||||||
|
【授業表題】 |
---|
社会調査の企画から報告書の作成まで |
【授業の形態・方法・内容】 |
社会調査士資格の関連科目の学習の集大成として、調査の企画から報告書の作成まで、社会調査の一連の過程における実践知識とスキルを学ぶ。調査法としては、質問紙調査を中心とする。授業時間以外にも、多くの共同学習と作業を要するが、その分、達成感も大きいので、積極的に取り組んでほしい。 具体的には、国分寺市ないし近傍地域における地域住民の社会生活行動について、地域住民にとっての社会生活上の課題を発見すべく、質問紙調査を中心として量的調査を行い、その結果を報告書にまとめて公開することを目指して作業に取り組む。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
・社会調査の一連の過程における実践的知識と技能を、実習の経験を通して社会調査士資格に相応しい水準で習得すること ・自らの思考の道具としてこうした諸概念や知識を活用できるようになること ・議論や共同作業を通して、集団的営為としての社会調査に適切な姿勢で参加し、組織的取り組みに貢献できるようになること ・上記により、コミュニケーションに関わる事柄について、問題の発見・分析・解決をする能力を身につけること |
【事前・事後学習】 |
・毎回の授業に関わるこれまでの社会調査士資格関連科目での学習内容の復習 ・具体的に示された作業課題(個人作業、集団作業)への授業時間外での取り組み |
【授業計画】 |
1.ガイダンス 2.研究テーマ設定と班構成 3.調査テーマの設定 4.先行研究・調査の検索 5.研究テーマの発表 6.仮説の検討 7.調査計画書の作成 8.調査票・観察計画の設計 9.調査票・観察計画の検討 10.予備調査・予備観察 11.調査票・観察計画の再検討 12.調査対象者の検討 13.実査スケジュールの検討 14.実査 15.回収・点検 16.データ入力 17.データクリーニング 18.分析計画の検討 19.単純集計 20.クロス集計 21.分析計画の再検討 22.多変量解析 23.分析結果の考察 24.報告原稿の構成 25.報告原稿の作成・前半 26.報告原稿の作成・後半 27.報告書の作成 28.発表の練習 29.発表会・前半 30.発表会・後半 |
【評価方法】 |
毎回の出席は前提として、実習の過程における諸々の作業に関して、その評価を総合して平常点で評価する。詳しくは授業の中で説明する。 |
【教科書】 |
特に指定しない |
【参考文献】 |
随時指示する。 1年次の「社会調査入門」や、社会調査士関連科目の教科書、授業資料などは、必要に応じて随時参照できるように手元に準備しておくこと。 |
【特記事項】 |
長期休暇期間、特に夏季休暇期間に必要な作業・活動を行うことになる。また、授業時間外の自主的な班活動などに多くの時間を割く必要が生じる。履修にあたっては、こうした授業時間外の負担が大きい科目であることを十分に認識しておくこと。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
---|---|---|---|
通年 | 木5 | 北村 智 |