人間コミュニケーション/組織コミュニケーション論
小山 健太 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2016
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【授業表題】
組織コミュニケーションに関する理論学習と実践的展開
【授業の形態・方法・内容】
「組織コミュニケーション」というテーマを、組織心理学およびキャリア心理学からアプローチします。受講者の多くは卒業後に組織で働くと思いますが、自分がどのようなコミュニケーションをとるかによって、組織と社会の関係性、組織と従業員との関係性が変わってきます。授業では、学術的な視点から組織コミュニケーションを検討するとともに、具体事例も紹介しながら、受講者自身が主体的で創造的な組織コミュニケーション能力を習得することを目指します。今年度は2回のゲスト講義を予定しており、企業現場で組織コミュニケーションに専門的に取り組んでいる方を講師としてお招きします。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
・組織心理学およびキャリア心理学の基礎を理解する。
・組織コミュニケーション能力を向上させることができる。
【事前・事後学習】
2回実施するクイズ(中間・最終)では講義内容を確認し、また期末レポートでは講義全体をふまえた小論文を執筆することになるので、毎回の授業で学んだ内容を振り返って整理し、追加情報を主体的に収集し検討することが必要となります。
【授業計画】
1.(9月27日)イントロダクション
2.(10月4日)組織構造と人的資源管理論
3.(10月11日)人的資源管理論とコミュニケーション
4.(10月18日)リーダーシップ論とコミュニケーション
5.(10月25日)モチベーション論とコミュニケーション
6.(11月1日)イノベーション論とコミュニケーション
7.(11月8日)中間クイズと解説
8.(11月15日)新入社員とコミュニケーション
9.(11月22日)企業ビジョンの共有 (ゲスト講師の予定)
10.(11月29日)ミッション共有とコミュニケーション
11.(12月6日)ダイバーシティとコミュニケーション
12.(12月13日)合理的配慮とコミュニケーション
13.(12月20日)メンタルヘルスとコミュニケーション
14.(1月10日)企業広報と企業内コミュニケーション (ゲスト講師の予定)
15.(1月17日)最終クイズと解説・まとめ
【評価方法】
授業時のコメントシート(15%)、中間クイズ(15%)、最終クイズ(15%)、期末レポート(55%)で総合評価を行う。

ただし、中間クイズ・最終クイズ・期末レポートのうち、1つでも未対応の場合は、原則として、単位を付与しません。
【教科書】
なし
【参考文献】
・奥林康司、平野光俊、上林憲雄『入門 人的資源管理 第2版』、中央経済社、2010年
・野中郁次郎、竹内弘高(翻訳:梅本勝博)『知識創造企業』、東洋経済新報社、1996年
・エティエンヌ・ウェンガー、リチャード・マクダーモット(翻訳:櫻井 祐子)『コミュニティ・オブ・プラクティス』、翔泳社、2002年
・遠藤功『現場力の教科書』、光文社、2012年
【特記事項】
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 火2 小山 健太