税務会計b/税務会計論b
板橋 雄大 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2016
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【授業表題】
税務会計論
【授業の形態・方法・内容】
税務会計は,課税の基準となる課税所得の計算や、課税価額の評価など課税ベース(課税標準)の決定を目的とする会計である。講義においては,前期に引き続き、企業会計における企業利益と法人税法上の課税所得との差異の内容及びその原因について講義する。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
税務会計の理論及び計算構造を理解する。
【事前・事後学習】
授業時間中には法令などをすべてを紹介する時間はとれないので、事前学習によって教科書に記載されている法令内容を理解しておくこと。また、授業時間中に紹介する判例についても、やむを得ず簡略化することがあるので、事後学習によって、裁判の経緯や、判旨の詳細を把握することが望まれる。
【授業計画】
1:ガイダンス
2:租税公課
3:貸倒損失
4:福利厚生費・保険料・不正行為等に係る費用等・その他の費用
5:有価証券
6:棚卸資産
7:固定資産と減価償却制度
8:借地権
9: 繰延資産
10:資産の評価損
11:引当金
12:準備金
13:資本金等の額・利益積立金額・欠損金
14:グループ法人税務
15:まとめ
【評価方法】
最終授業日の試験による。
【教科書】
指定なし
【参考文献】
【特記事項】
税務会計学の理解には、一般会計学の知識を基礎に税務上の別段の定めを理解することが必要となる。したがって、登録にあたっては「簿記原理a・b」を履修済みであること、または日本商工会議所検定簿記3級以上を取得していることを前提とする。 また、前期の税務会計論aを受講していることが望ましい。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 木3 板橋 雄大