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 マーケティング論b | ||||||
小木 紀親  | ||||||
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【授業表題】 |
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実際の企業のマーケティング活動を学ぶ |
【授業の形態・方法・内容】 |
CMや雑誌広告がどのような効果をもたらすのか、ヒット商品がどのように生まれたのか、流通の仕組みがどうなっているのか、同じ商品なのに店によってどうして価格が違うのかなど、市場には実に様々な疑問が生じてくる。これらは、すべて企業のマーケティング活動に関わることなのである。 本講義では、ヒット商品やヒットサービスの源泉を辿りながら、それぞれの企業の様々なマーケティング戦略や様々な領域における多様なマーケティング現象をみていくことにする。 基本的な講義スタイルとしては、テキストを活用して、そこにある様々な企業やそれらが織りなすマーケティング現象をみていき、そこにマーケティング理論を当てはめながら理解を深めてもらう形式が主となる(具体例・実際の企業動向→理論のあてはめ→理解度の深化)。機会があれば、ゲストスピーカーを呼ぶ場合もあるが、それも実際的な事例と理論が整合性のとれたものと把握するための方法論のひとつであることを理解してもらいたい。 また、本講義の基本的なアプローチとしては、現代市場の現実的側面にスポットを当てつつ、生活者の視点および批判的精神の視座からマーケティング現象をとらえることであるが、本講義において一貫して重要視しているのが「批判的精神」であり、その重要性をかみしめながら受講することを意識されたい。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
講義終了時点で次の点をクリアしていることを目標とする。 ・自らの批判的精神を養うことができた。 ・批判的精神でもって市場及び企業の動向をみられるようになった。 ・実際の市場及び企業の活動に大いに興味を抱くようになった。 ・マーケティングの基本と応用について理解することができた。 |
【事前・事後学習】 |
講義後半に行う「課題レポート」において、それまでの各講義についての設問があるため、各回きっちりとその都度整理しつつ、事後学習をしておく必要がある。また各回において事前に何らかの課題を課すので、必ず事前学習をして講義に臨む必要がある。 |
【授業計画】 |
第1回 イントロダクション(本講義の構成、マーケティングへの招待、成績評価、授業への取り組みなど) 第2回 批判的精神とマーケティング 第3回 市場細分化戦略 第4回 差別化と効率化 第5回 有名企業の意外なビジネス 第6回 ポイントを巡る戦略 第7回 ペット市場/雑誌市場 第8回 気象ビジネス/早朝・深夜ビジネス 第9回 顧客のデータマイニング/生活者提案 第10回 売れ残りと売り逃し 第11回 エリア・マーケティング 第12回 マーケティングの新機軸 第13回 各業界の事例研究 第14回 ヒット商品研究 第15回 まとめと振り返り |
【評価方法】 |
基本的には,学期末テスト(約60%)、課題レポート(約35%)、授業参加点(約5%)、受講態度(減点対象)などから総合的に判断する。 |
【教科書】 |
小木紀親著『マーケティングEYE[第4版]』(中部経済新聞社,2016年) |
【参考文献】 |
授業内で適宜指示する。 |
【特記事項】 |
なお、不適切な受講態度(飲食、携帯電話使用、着帽、私語、途中退出など)は絶対に認めない。特に、私語については厳しく注意するので、そのつもりで受講すること。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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2期 | 木2 | 小木 紀親 | |
2期 | 金1 | 小木 紀親 |