演習(2年)
小山 健太 
単位: 4 開講期: 通年 開講年度: 2016
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【授業表題】
組織心理学・キャリア心理学の研究<基礎>
【授業の形態・方法・内容】
演習では、組織心理学・キャリア心理学に関するテーマを多面的に学習・研究することで、組織内研修・人財開発(Human Resource Development; HRD)のプロフェッショナルに必要な論理的思考と粘り強い人間力を養うことを目指します。

<演習(2年)の内容>
1期では「入門編」として、組織心理学・キャリア心理学への関心を高めるために、輪読による基礎的概念の理解や、ゲスト講義に企業組織の実際を学習します。
2期では、3年生以降で実証研究に取り組めるように、輪読や事例検討を通じて、各自の関心事項と基礎理論を結びつけます。

授業中の発言、および授業時間外のグループワークを重視しますので、主体的に参加する意思のない者は履修を控えてください。

【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
・学術的文献を理解し、学術的な発表や議論ができるようになる。
・自らの関心事項を、組織心理学・キャリア心理学の観点から思考・議論できるようになる。
・グループワークによる、相互学習に取り組めるようになる。
・組織心理学・キャリア心理学に関する基礎的な知識を習得する。
【事前・事後学習】
事前学習として、授業中に発言できるように、指定する課題図書の精読、関連文献・資料の収集をすること。
事後学習として、授業時間外のグループワークで、学習内容を振り返り、発表準備をすること。
【授業計画】
1期
 第1回 イントロダクション
 第2回 受講者の関心領域の共有①
 第3回 受講者の関心領域の共有②
 第4回 研究方法概論
 第5回 資料検索法
 第6回 輪読① 『「経験学習」入門』
 第7回 輪読② 『問いかける技術』
 第8回 ゲスト講義① (若手社員とキャリア)
 第9回 ゲスト講義①の振り返り <グループ発表>
 第10回 ゲスト講義② (人事)
 第11回 ゲスト講義②の振り返り <グループ発表>
 第12回 ゲスト講義③ (人材開発)
 第13回 ゲスト講義③の振り返り <グループ発表>
 第14回 中間発表 <グループ発表>
 第15回 まとめ

2期
 第16回 受講者の関心領域の共有③
 第17回 受講者の関心領域の共有④
 第18回 グループ討議① (日本型人事1)
 第19回 グループ討議①の発表 <グループ発表>
 第20回 グループ討議② (日本型人事1)
 第21回 グループ討議②の発表 <グループ発表>
 第22回 グループ討議③ (弁証法)
 第23回 グループ討議③の発表 <グループ発表>
 第24回 グループ討議④ (新・日本型人事)
 第25回 グループ討議④の発表 <グループ発表>
 第26回 ゲスト講義 (日本型人事の進化)
 第27回 グループ討議⑤ (事例検討)
 第28回 グループ討議⑤の発表 <グループ発表>
 第29回 グループ討議⑥ (1年間の振り返り)
 第30回 最終発表 <グループ発表>
【評価方法】
授業時の発言(15%) ※出席しても発言がなければ、評価されません。
グループ発表(25%)
中間レポート(30%)
最終レポート(30%)

ただし、中間発表、最終発表、中間レポート、最終レポートのうち、1つでも未対応の場合は、原則として、単位を付与しません。
【教科書】
エドガー・H・シャイン (著)、 金井 壽宏 (監修)、 原賀 真紀子 (翻訳)『問いかける技術』、英治出版、2014年
松尾 睦 (著)『「経験学習」入門』、ダイヤモンド社、2011年
田坂 広志 (著)『使える 弁証法』、東洋経済新報社、2005年
その他、授業内で適宜指示する
【参考文献】
授業内で適宜指示する。
【特記事項】
受講者の関心や人数により、上記内容を変更する場合がありますが、その際には受講者全員に告知します。
1期の「キャリア開発論【特別講義】」、2期の「組織コミュニケーション論」「社会調査法b」を同時履修することが望ましい。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
通年 火5 小山 健太