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 社会保障と法 | ||||||
橋爪 幸代  | ||||||
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【授業表題】 |
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社会保障法の基本理念と制度 |
【授業の形態・方法・内容】 |
社会保障法制度の成り立ち,概要について示した上で,法学的な視点から社会保障について検討する。必要に応じて,判例を参照する。 特に,社会保障制度の中では,医療保険、年金保険、雇用保険、労働保険等の社会保険制度を中心に学習する。その上で、社会保障法と各法とのかかわりを総論として学習する。 社会保障法制度の基本的内容について理解した上で,社会における社会保障法制度の果す役割について検討する。また,社会保障制度における法的論点について考察する。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
社会保障をめぐる法律問題について理解を深め、それらの課題についてどのような対応策が考えられるかを提示できるようにする。 |
【事前・事後学習】 |
講義のテーマに応じて教科書の該当部分を事前に読み、講義後、復習をする。また、講義内で予告された授業内課題やレポートについて準備をする。 |
【授業計画】 |
1 ガイダンス 2 ワークショップ(医療について考える) 3 公的医療保険制度の概要 4 公的医療保険制度をめぐる課題 5 労災保険制度の概要 6 労災保険制度をめぐる課題 7 労災保険制度に関わる裁判例 8 医療保険制度と労災保険制度の違い 9 雇用保険制度の概要 10 雇用保険制度をめぐる課題 11 雇用保険制度に関わる裁判例 12 公的年金制度の概要 13 公的年金制度をめぐる課題 14 公的年金制度に関わる裁判例 15 社会保険制度のまとめ 受講生の希望・意見等により、授業の進行が前後したり、変更したりすることがありうる。 |
【評価方法】 |
授業内試験(60点)、授業内レポート・課題(不定期に実施。40点)によって、評価する。 |
【教科書】 |
本沢巳代子・新田秀樹編著『トピック社会保障法(第十版)』(不磨書房) |
【参考文献】 |
岩村正彦・菊池馨実『目で見る社会保障法教材』有斐閣 |
【特記事項】 |
「貧困と法」を併せて受講することが望ましい。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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2期 | 木3 | 橋爪 幸代 |