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 社会調査ワークショップ/社会調査法b | ||||||
小山 健太  | ||||||
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【授業表題】 |
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社会科学のための統計解析入門 |
【授業の形態・方法・内容】 |
統計解析は、社会科学において強力なツールです。研究のフェーズや目的によっては、インタビュー調査や統計解析によらないアンケート調査は必要ですが、「仮説検証」という目的においては統計解析は不可欠です。 この授業では、統計解析の具体的な方法をワークショップにより学習します。統計解析ソフトはSPSSを使用。 なお、授業内で扱う事例は心理統計ですが、統計解析の方法の習得を主眼としますので、必ずしも心理統計に強い関心を持っていなくとも履修可能です。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
・確率による検定の考え方、および各種分析手法の特徴を習得する。 ・基礎的な統計解析について、分析、結果の読み取り、考察ができるようになる。 ・統計解析ソフト(SPSS)を使用した、統計解析ができるようになる。 |
【事前・事後学習】 |
毎回の授業、中間・最終プレゼンはグループワークで実施する。期末レポートには、個人ワークで取り組む。いずれも自分で仮説を設定し統計解析をするので、毎回の授業で学んだ手法を復習することが必要となる。 |
【授業計画】 |
1.イントロダクション 2.尺度と変数 3.記述統計(1)度数分布、代表値、散布度 4.記述統計(2)歪度、尖度、正規分布、標準偏差 5.検定・推定の理論、抽出法の理論 6.相関係数、偏相関係数 7.カイ二乗検定 8.平均値の差の検定(1) t検定 9.平均値の差の検定(2) 一要因の分散分析 10.平均値の差の検定(3) 二要因の分散分析 11.回帰分析 12.グループワーク (仮説検討) 13.中間プレゼン(仮説発表)と解説 14.グループワーク (分析) 15.最終プレゼン(分析結果発表)と解説・まとめ |
【評価方法】 |
授業時のコメントシート(30%)、中間プレゼン(10%)、最終プレゼン(10%)、期末レポート(50%)で総合評価を行う。 |
【教科書】 |
小塩真司『SPSSとAmosによる心理・調査データ解析[第2版]』、東京図書、2011年 |
【参考文献】 |
【特記事項】 |
グループワークのグループ編成のため、履修希望者は第1回講義に必ず出席のこと。 本授業は、社会調査士D科目に対応(予定)。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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2期 | 火4 | 小山 健太 |