| ||||||
 人権論b | ||||||
徐 京植  | ||||||
|
||||||
|
【授業表題】 |
---|
ナチズムの差別思想とその背景 |
【授業の形態・方法・内容】 |
人権思想は単なるお題目ではない。人権を尊重し護っていくためには,不断の努力とともに,人権がどのような場面でどのように侵害されるのかという具体的事例を学ぶ必要がある。この講義にいう「マイノリティ」とは,単に数が少ないだけでなく,文化的,性的,民族的,その他さまざまな意味で,不当な差別を受けている人たちを指す。 この講義では、手がかりとしてナチス・ドイツによる「ホロコースト」(ユダヤ人大虐殺)を詳しく論じながら、差別思想の背景を考察していく。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
1.「ホロコースト」(ユダヤ人大虐殺)の背景と経緯について基本的な知識を備える。 2.「ホロコースト」の思想的背景について基本的な知識を備える。 3.上記の知見を敷衍して人種差別思想そのものについて深く考察することができる。 4.上記の知見から現在の日本社会における差別問題を深く考察することができる。 以上の4点をクリアすることを到達目標とします。 |
【事前・事後学習】 |
「ナチス」「ホロコースト」「ジェノサイド」「ユダヤ」「人種差別」といった主題に関連する新聞記事や文献をできるだけ積極的に読むこと。授業中に配布する資料を熟読すること。 |
【授業計画】 |
以下のような内容を順次、講義していく。 イントロダクション―「ホロコースト」の概要とその展開 反ユダヤ主義とは何か ナチス・ドイツによる「障害者」抹殺 「ホロコースト」の記憶と「証言不可能性」という問題 上記から発展させて,日本社会に身近な差別について考える まとめ―「ホロコースト」の再来を防ぐために |
【評価方法】 |
定期試験の成績のみで評価する。出席点等はカウントしない。 【参考文献】 講義中に指示する。 【特記事項】 |
【教科書】 |
教科書はとくに定めない。講義中に教材プリントを配布する。 |
【参考文献】 |
授業中に指示する。 |
【特記事項】 |
授業中の私語、スマホ・携帯電話の使用に対してはきびしく対処する。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
---|---|---|---|
2期 | 火3 | 徐 京植 |