Seminar in English Ⅰ/英語で学ぶ教養
新正 裕尚 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2015
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【授業表題】
英文の科学ニュースを読もう
【授業の形態・方法・内容】
科学ニュースに限らず、インターネット上の情報は日本語に比べて英語のほうが質・量ともに圧倒的に豊富です。したがって、必要に応じてインターネット上の英文情報を利用できることは、調べ物を行ったりする際に、大変有利になります。
この授業では、一般向けの解説記事として編まれている、インターネット上の科学記事から題材を選び、「手段を選ばず」内容の理解を目指します。従って、授業は英語で行われますが、科学ニュースを読むことが目的であり、英語の授業ではありません。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
英文で書かれたインターネット上の情報を、必要に応じて利用できるようになること。
【事前・事後学習】
事前学習としては次回分の記事を、発表者はもちろん受講者全員が予習しておく必要があります。なるべく丁寧に読み、疑問点を次回授業にぶつけていただきたいと思います。事後学習は内容の振り返りとして、各自の興味に応じて関連事項を調べて肉付けを行う等、工夫してください。
【授業計画】
(1) ガイダンス(授業のねらい、進め方、成績評価等について詳細に説明します。また、いくつか授業に役立つツールなども紹介します)
(2) 英文記事の内容の解釈・議論を行う
(3) 全体のまとめと講評

(2)について以下に補足します。最初は慣れるために、授業内で分担しながら丁寧に読んでゆきます。ある程度軌道に乗ったならば、事前に決めた発表者が記事の内容紹介をし、それについて議論する形式にすすみたいと思います。質疑応答を行うので、発表者以外も事前に記事に目を通しておいて下さい。発表者はちゃんと準備をする必要がありますが、準備でわからなかった部分は、はっきりと授業内でその旨を述べて下さい。わかるまで、皆で考えましょう。
【評価方法】
・出席状況(受講時の積極性):1/2
・発表への取り組み:1/2
両者を合算して総合的に評価します。
【教科書】
BBCのNews Science & Environment (http://www.bbc.co.uk/news/science_and_environment/)に掲載のニュースを主に扱いますが、その他のサイトや雑誌記事からもタイムリーな話題を拾ってゆきたいと思います。
【参考文献】
講義の中で適宜紹介します。
【特記事項】
先述の通り、この授業はあくまで、科学ニュースを読むことが目的であり、英語の授業ではありません。 したがって履修時の英語運用能力は不問で、平易な英語を用いて進めます。ただし、すぐに判らないことにも根気よく付き合って、考えたり、調べたりすることが求められます。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 水2 新正 裕尚