| ||||||
 総合教育ワークショップ(人権論) | ||||||
徐 京植  | ||||||
|
||||||
|
【授業表題】 |
---|
差別と人権を考える |
【授業の形態・方法・内容】 |
近年いわゆる「ヘイト・スピーチ」「ヘイト・クライム」に対する関心が高まっているが、こうした差別行為の歴史的背景や社会状況についての理解は必ずしも深くない。 1948年の「世界人権宣言」は、肌の色、性別、宗教、民族、国籍などによる「あらゆる差別」を禁止することを人類共有の普遍的な価値と宣言しているが、その価値はいまだ未達成のまま残されている。 差別のない社会を実現するために、私たちはなにをなすべきなのか。差別を「他人事」ではなく「自分のこと」ととらえ、その原因を多角的に、深く考察することが求められる。 この授業では、身近な差別から出発して、丁寧にこの問題を考えていく。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
差別問題の背景にある歴史的・社会的状況について知識を深める。 差別について、他者の意見に耳を傾け、「自己の見解」を表明し、対話を通じて理解を深める。 |
【事前・事後学習】 |
授業中に教員(徐)が紹介する文献・資料をよく読むこと。 自分の過去の経験を振り返り、現在の自分の周囲を見回して、「身近な差別」がなかったかを真摯に考えてみる。 |
【授業計画】 |
以下のようなテーマで順次授業を進めていく。 1.身近な差別について語り合おう。 2.なぜ差別があるのか、歴史的原因を探ってみよう。 3.差別について、諸外国の事例を学ぼう。 4.差別のない社会を実現するため、自分たちに何ができるか考えよう。 |
【評価方法】 |
平常の授業参加姿勢と学期末のレポートを総合して評価する。 |
【教科書】 |
とくに定めない。 |
【参考文献】 |
授業中に指示する。 |
【特記事項】 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
---|---|---|---|
2期 | 水1 | 徐 京植 |