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 総合教育ワークショップ(日本語) | ||||||
久川 伸子  | ||||||
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【授業表題】 |
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談話分析入門 |
【授業の形態・方法・内容】 |
日本語の会話に出てくる文末の「ね」「よ」「だ」などを日本語母語話者はどのように使い分けているのだろうか。また、「やっぱり」「~ていうか」「~みたいな」などの表現には、どのような感情が込められているか。 この授業では、日本語の話しことばにおける表現と仕組みを観察、分析し、日本語を用いたコミュニケーション行動について考察する。また、書きことばの観察、分析もおこなう。 対象となる日本語について、観察、分析結果を報告し、皆で意見交換をしながら、考察を深めていく。 ことばの問題を人間、文化、社会の問題と切り離すことなく、複数の視点から考える力を身につけ、同時に、レジュメ作成、発表、ディスカッション、レポートを体験しながら、これらの基本技術の向上も目指す。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
日本語の話しことば・書きことばについて、基礎的な分析と考察ができるようになる ことばと人間、文化、社会についての視野を広げ、自ら考察し、語れるようになる |
【事前・事後学習】 |
発表の準備をする 発表担当でない日も予習し、他の事例や、自分の意見を用意してくる 授業の振り返り課題やレポートを作成し、提出する ことばと人間、文化、社会に常に関心を持ち、事例を挙げて説明できるようにしておく |
【授業計画】 |
1.イントロダクション 2.観察、分析の体験 文献を読む「談話とは」「談話分析とは」 3.観察、分析の体験 レジュメの指導 4~8 テキストの分担箇所の発表 ディスカッション、考察 9~14 各自の観察、分析結果報告、ディスカッション、考察 15.まとめ2 |
【評価方法】 |
授業内成果80%、提出物20% |
【教科書】 |
泉子・K・メイナード(2009)『ていうか、やっぱり日本語だよね。-会話に潜む日本人の気持ち』大修館書店 |
【参考文献】 |
授業中に指示します |
【特記事項】 |
留学生も受講できますが、留学生向けの日本語の授業とは内容が違います。この点に注意して、シラバスの内容をよく理解してから、受講するかどうか決めてください。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 火3 | 久川 伸子 | |
2期 | 火3 | 久川 伸子 |