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 数理の科学Ⅰa | ||||||
阿部 弘樹  | ||||||
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【授業表題】 |
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社会科学のための応用数理~関数編 |
【授業の形態・方法・内容】 |
産業社会には様々な問題が数量として現れる.例えば,「どの製品をどの程度の量だけ仕入れるのが良いか?」という在庫管理に関する問題や「広告費をどの程度投じれば最も効果的か?」という費用対効果に関する問題などである.これら数量に関わる問題を解決するのに直感やひらめきに頼ってはいけない.問題を数式で表現して最適な数量を算出することが正しい問題解決の方法である.この授業では高校で学んだ数学のうち関数を体系的に復習しながら,産業社会に現れる諸問題を題材とした文章題を取り上げ,その問題解決のために必要な数理的手法を学ぶ. |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
基本的な関数を使って,文章題を数式で表現して解くことができる. |
【事前・事後学習】 |
事前学習としては,整関数(1次関数,2次関数)・方程式・不等式の基本事項(「文系のための基礎数学Ia,Ib」で扱う内容程度)について復習すること.これらの事項については習得していることを前提に授業を進める.事後学習としては,授業内で配布する演習用のプリントを利用して,各自演習に取り組むこと.また,ノート持込可の小テストを複数回実施するので,ノートには授業の板書だけでなく,演習や自習内容を独自にまとめておくことが望ましい.期末試験はノート持込不可とするが,小テストと同類の問題を出題する. |
【授業計画】 |
1.実数と関数 2.関数の基本(整関数,グラフ,平行移動,合成関数・逆関数) 3.指数・対数関数(累乗,指数関数,対数,対数関数) 4.三角関数(三角比,弧度法,三角関数,加法定理) |
【評価方法】 |
小テスト3割,期末試験7割で評価し,総合点が60点以上の者を合格とする. |
【教科書】 |
使用しない.演習用のプリントを配布する. |
【参考文献】 |
藤本 佳久著「例題と演習で学ぶ文系のための数学入門」(学術図書出版社) 尾山大輔 ・安田洋祐著「経済学で出る数学: 高校数学からきちんと攻める」(日本評論社) |
【特記事項】 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 月2 | 阿部 弘樹 |