現代産業論b
黒田 敏史 
単位: 2 開講期: 2期 開講年度: 2013
閉じる
【授業表題】
ネットワーク産業の理論と現実を学ぶ
【授業の形態・方法・内容】
 本講義では現代産業論aに引き続き、ネットワーク産業の性質を理解するための理論的枠組みと、幾つかの具体的な産業を題材として、ネットワーク産業における企業行動、政府の規制について取り扱います。また、これら産業への個別の規制のみならず、産業全般を規制する独占禁止法の考え方についても学びます。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
ミクロ経済学に基づいて企業戦略を分析し、現実の課題へ応用が出来ることを目標とします。
【事前・事後学習】
ミクロ経済学、公共経済学、ゲーム理論などの科目を履修済みであることを前提として講義を行います。補完財、代替財、固定費用、限界費用、限界収入、外部性等の概念を学んでおいてください。
また、現代産業論aを履修済みであることを前提として講義を進めます。未習者はその旨申し出てください。
【授業計画】
取り上げるトピックと産業は以下のようなものを予定しています。
1.スイッチングコスト
2.垂直的な取引関係
3.携帯電話産業
4.多面的市場の経済分析
5.インターネットビジネス
6・オークション
【評価方法】
小レポート(50点)と期末のレポート(50点)によって評価を行います。
【教科書】
無し
【参考文献】
依田高典著『ネットワーク・エコノミクス』(日本評論社)
泉田成美・柳川隆『プラクティカル 産業組織論』(有斐閣)
Paul Belleflamme and Martin Peitz "Industrial Organization Markets and Strategies,"
Cambridge
その他随時講義中に指示します。
【特記事項】
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 月1 黒田 敏史