身体表現ワークショップ(2期)
大榎 淳 
単位: 4 開講期: 2期 開講年度: 2012
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【授業表題】
パフォーマンスアート
【授業の形態・方法・内容】
 演劇のようで演劇ではない。ダンスのようでダンスではない。音楽のようで音楽ではない。パフォーマンスアートは,まさに身体の表現だが,いわゆるパフォーミングアート=舞台芸術とは似て非なる表現だ。しかし,難しく考えることはない。演劇やダンスや音楽には,それぞれ特定の技法が必要とされるが,そのすべてを外していても,それでも,パフォーマンスアートは表現することが可能な領域なのだ。

 とにかくカラダで表現するのが,このワークショップだ。縮こまったココロもカラダも,行為することで柔軟に広げてみよう。

 まずは,パフォーマンスアートの達人たちの表現を体験することから出発する。次に,参加者それぞれのパフォーマンスアートを試みる。最初は,人前で表現すること自体が目標となるだろう。しかし,それだけではなく,明確なコンセプトを立てて行動することが求められる。こうした点も,「達人」から学んでみよう。
 期末には,パフォーマンスアートのイベント(発表会)を開催する。表現の場を作ることも,このワークショップの重要な要素だ。「達人たち」(ゲスト講師)をはじめ,さらに詳細な情報は,下記を参照して欲しい。

●大榎淳のサイト
http://www.tku.ac.jp/~oenoki/。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
今現在のあり方とは異なる自分のカタチを発見する。
【事前・事後学習】
 とくにないが,ローズリー・ゴールドバーグ著「パフォーマンス -未来派から現代まで」(リブロポート)は,現代美術の文脈からパフォーマンスアートを概観しており,基礎的知識を得るには便利だろう。
【授業計画】
各ゲスト講師ごとに,その活動を紹介してもらい,そこから,参加者の行為を発想する。このサイクルを積み重ねて,最後にパフォーマンスアートのイベントを開催する。
【評価方法】
参加態度と,表現されたもの・ことを総合して評価するが,とくに出席は重視する。
【教科書】
なし
【参考文献】
必要に応じて各種の資料を提示する。
【特記事項】
実習なので,欠席や遅刻は,円滑な授業運営を妨げることになる。当然のことながら,病気など,特別な理由が無い限り,欠席しないことが参加条件だ。また,選考・登録前の質問はこのメールアドレスへ(oenoki@tku.ac.jp)。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
2期 火3 火4 大榎 淳