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 表現と批評2012-1(特別講義) | ||||||
桜井 哲夫  | ||||||
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【授業表題】 |
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日本アニメーション映画史の試み |
【授業の形態・方法・内容】 |
日本のアニメーションは、ディズニーなどの影響を受けながらも独自の発展をとげた。1960年代の「鉄腕アトム」の放映以後、テレビアニメは世界中にひろがり、日本のアニメ文化を認知させてきた。しかしながら、戦前の日本アニメや戦後の独自のアニメ映画の発展は、あまり知られていない。この講義では、最初に日本アニメの原点となる作品を紹介しながら、1950年代以降の東映アニメ、1960年代の手塚治虫によるアニメーション制作、70年代の「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」などの時代を経て、1980年代の大友克洋の「AKIRA」、押井守の「機動警察パトレイバー」、宮崎駿の一連のジブリ・アニメ作品、さらに「エヴァンゲリオン」など世界にひろがった日本のアニメ映画の世界を考えてみたい。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
ジャパニメーションという言葉を生んだ日本のアニメーションの歴史を学び、世界の映像文化における日本アニメの位置づけを知る。 |
【事前・事後学習】 |
とくになし。 |
【授業計画】 |
最初は,戦前の日本アニメの草創期の作品を紹介することから始める。その後戦後の東映アニメや独立プロのアニメを紹介しつつ、1980年代以降の商業映画の変遷をたどる。場合によっては、テレビアニメについても紹介する。すべてを紹介し、検討することはできないので、はずれるものも多いことは了解してほしい。 (1)日本アニメの誕生(戦前、戦中から戦後へ) (2)東映アニメの出現 (3)手塚治虫とアニメーション (4)テレビアニメの時代 (5)ジブリの登場 (6)大友克洋、押井守など (7)エヴァンゲリオン (8)新世代アニメ |
【評価方法】 |
従来通り、出席と毎回提出してもらう批評文で評価する。出席は、7割以上出席しないと単位認定しない。評価方法については、授業の最初の時に詳しく説明する。 |
【教科書】 |
毎回解説文を配布する。 |
【参考文献】 |
とくになし。 |
【特記事項】 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 月3 | 月4 | 桜井 哲夫 |