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 身体表現ワークショップ | ||||||
山崎 カヲル  | ||||||
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【授業表題】 |
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ライブを作る |
【授業の形態・方法・内容】 |
昨年度までゲスト講師をしてくれたネイザン・イングラムの死去のあとを、木島タローさんが引き継いでくれる。タローさんはゴスペル・コーラスグループの指導やキーボード演奏等で活躍しているミュージシャンで、これまでもこのワークショップを手伝ってくれていた。プログラムはほぼ以前と同じで、ボイス・トレーニング、コーラス、ダンスのレッスンと並行して、最終日に行われる全員によるライブを成功させるために、ソロ曲の選定と練習、ダンスの振りつけ、さらに音響や照明の準備などを行なう。時にはさらなるゲストも来るかもしれない。 こうした訓練の成果を、最終日には生バンドをバックにして、来てくれるお客さんたちをまえに披露することになる。バンドはもちろんプロの人たちである。 授業の基本は、からだ全体をいかに使って、私たちの身体を最良の発声装置にするかにある。腹式呼吸は当然だが、からだの普段は使わないでいる筋肉を鍛錬 するので、レッスンはそれなりにきついことを、覚悟してほしい。主にコーラス(ゴスペル)を歌いながら、それがずっとつづく。リズム感を養うために、ヒッ プホップダンスも学ぶ。 並行して、ふたつの仕事をする。これらはすべて、最後の発表会のためである。 まず、各人が自分のソロ曲を選んで練習する。歌は好きなものを選んでよい。ただし、自分で採譜できるならよいが、そうでないとプロに採譜してもらうことになるので、多少のお金がかかる(2000円程度)。 つぎに、最終日に要求される作業を、みんなで担当する。いくつかのチーム(進行管理、演出、出納、宣伝、照明、音響など)に分かれ、議論しながら力を合 わせて、お客さんに最高のショーを提供する努力をしなければならない。討論・決定・実行を重ねる。自分の責任部分には、ちゃんと責任を負う必要がある。 なお、決まった授業時間以外にもあれこれと練習が必要になる。はじめはきついと思うが、終わりには全員が信じられないほど仲良くなることは保証する。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
最終のライブを盛り上げて、お客さまの高い満足度を獲得するために、ひとりひとりがチームのメンバーとしてなしべき課題をやりとげること。 |
【事前・事後学習】 |
なし |
【授業計画】 |
詳しいレッスンプランを授業開始のさいに配布する。 |
【評価方法】 |
出席と担当部署での活動、それに最後に出してもらうレポートで決める。 |
【教科書】 |
なし |
【参考文献】 |
なし |
【特記事項】 |
参加希望者の数がかなり多いので、いいかげんな気持ちで登録しないでほしい。毎年一、二名いるが、せっかく登録してもまるで授業に出ない学生がいる。そ れによって、本当に参加を望んでいる学生を失望させることになる。単なる「保険」として登録するのはお断り。4年生の参加は拒まないが、きちんと出席する ことが条件になる。 3カ月ほどの非常に集中した講義なので、とにかく休まないこと、それに遅刻しないこと。3度休んだら、よほどの理由がないかぎり、やめてもらう。 からだをかなり動かすので、それに適した服装で来てほしい。 昨年度の授業は少し人数が多すぎた。今年度は申し込みが30名を越えたら、なんらかのかたちで選考する予定。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 火3 | 火4 | 山崎 カヲル |