経済統計a
黒田 敏史 
単位: 2 開講期: 1期 開講年度: 2009
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【授業表題】
経済分析のためのデータの入手とその解釈
【授業の形態・方法・内容】
 物理学や化学は仮説を検証するために実験によってデータを収集し、仮説と実際の現象とが整合的かどうか、どのくらいの効果があるのか等について検証を行う事ができる科学です。経済学も仮説が実際の現象と整合的であるのか、効果はどのくらいなのかを検証することが可能な科学です。しかし、経済学が対象としている多くの現象は実験によってデータを入手することができません。そこで、経済学では様々な統計データを用いて検証を行います。
この講義では経済学の理論を利用するための統計データの読み方や、様々な目的に応じたデータの入手方法について学びます。
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】
【事前・事後学習】
【授業計画】
テキストを用いてマクロ経済学に関連した統計の読み方を講義します。
取り上げる予定のトピックはテキストの1~8章を予定しています。
各章のタイトルは以下の通りです。
1.経済の仕組みと経済統計
2.景気統計
3.SNA統計
4.物価統計
5.人口統計
6.データの分析方法
7.労働統計
8.世帯統計
【評価方法】
レポート(40点)と期末の筆記試験(60点)の合計点によって評価を行います。
レポートはテキストの当該箇所が終わった時点で課題を提示します。提出期限も課題の提示と同時に指示しますが、おおむね課題の提示から2週間程度を期限とする予定です。
【教科書】
谷沢弘毅著『コア・テキスト 経済統計』(新世社)
【参考文献】
【特記事項】
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。