組織心理学研究(特別講義)/院)組織心理学研究
小山 健太 
単位: 2 開講期: 1期 開講年度: 2023
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【授業表題】
組織心理学の学術論文をレビューする
【授業の形態・方法・内容】
この授業は演習形式で、学術論文の輪読をグループワーク、ディスカッション、発表によって行う。
なお、本授業は対面授業として行われる予定であるが、学期途中で遠隔授業に変更する必要が生じた場合は、C型(リアルタイム配信される授業)で行う。

組織心理学とは、企業社員など組織構成員の意識や行動を研究する学問である。本授業では、組織心理学の論文を選定して、先行研究レビューに取り組む。先行研究レビューとは、簡単に言うと「過去の研究で明らかになっていること、明らかになっていないことを理論的に整理すること」である。なお、論文を選定する際には、履修者自身の研究テーマ(修士論文、卒業論文、ゼミ論文)に役立つように留意する。

また、本授業の担当教員は「実践知」を重視しており、学術的貢献と実践的貢献の両方を目指す研究アプローチが本授業の履修者にも期待されている。

なお、下記の「授業計画」は履修者未定段階の計画である。具体的に扱う論文は、履修者の問題意識や研究テーマによって決める予定であり、授業計画を変更する際は事前に通知する。

本授業は、大学院コミュニケーション学研究科修士課程の科目であるが、特別講義として学部3・4年生も履修可能である。学部生が履修する場合は、ゼミや卒業研究等において組織心理学領域の研究に取り組んでいることが望ましい。
【到達目標】
・組織心理学の論文を理解し、先行研究レビューができるようになる。
・企業等の組織における実践的問題について、理論と結び付けて検討できるようになる。
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(コミュニケーション学部(2021年度以前入学生) DP4)コミュニケーションに関わる事柄について、問題の発見・分析・解決をする能力
(コミュニケーション学研究科修士課程 DP3)企業の情報の受発信やコミュニケーション戦略についての高度な知識と主体的な研究・分析力
【事前・事後学習】
毎回の事前学習として、論文を精読してレジュメ等の発表資料を作成することが必要となる。また、事後学習として、検討した理論と自分の問題関心・研究テーマに関わる文献収集と読解が必要となる。
事前学習に2時間以上、事後学習に2時間以上の時間を要する。
【授業計画】
第1回 イントロダクション
第2回 履修者の研究テーマの共有
第3回 先行研究の方法
第4回 リーダーシップ
第5回 異文化マネジメント
第6回 異文化シナジー
第7回 国民文化
第8回 ソーシャル・アイデンティティ
第9回 トークニズム
第10回 グローバル・リーダーシップ・コンピテンシー
第11回 CQ(Cultural Intelligence)
第12回 ダイバーシティ&インクルージョン
第13回 エンプロイー・ボイス
第14回 多文化キャリアカウンセリング
第15回 まとめ
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
授業参加、発表・発言、提出物を総合的に評価する(100%)。

また、授業中の発表について、その都度フィードバックを行う。
【教科書】
なし
【参考文献】
授業中に指示する。
【特記事項】
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。

開講期 曜日時限 ペア 教員名
1期 金4 小山 健太