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 院)社会情報学研究 | ||||||
北村 智  | ||||||
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【授業表題】 |
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社会情報学研究 |
【授業の形態・方法・内容】 |
社会情報学とは情報学の一分野であり、社会科学的アプローチによって行われる情報学である。特に、マス・コミュニケーション論やメディア論といった領域から発展してきたメディア・コミュニケーションに関する理論が社会情報学の一背景にあり、20世紀後半以降の著しい情報通信技術の発展によってコミュニケーション学と情報学が接近して形成されてきた面がある。したがって、こうした面での社会情報学研究に取り組むには、メディア・コミュニケーションに関する理論と知見を総合的に理解した上で、情報通信技術の発展や情報学の他分野を関連させて考察する必要がある。 本授業では、マス・コミュニケーション論やメディア論といった領域から発展してきたメディア・コミュニケーションに関する理論に関わる文献や情報学の他分野の文献から重要なものを取り上げて、参加者による報告、討議によって検討を行う。したがって、本授業は演習形式で進められる。 |
【到達目標及びディプロマポリシーとの関連】 |
・高度情報社会におけるITを基軸としたネットワーク社会の機能や課題を体得すること ・メディア・コミュニケーションに関する理論について理解を深め、自分の研究に結び付けられるようになること |
【事前・事後学習】 |
毎回の出席の事前学習として、テキストの読解とレジュメまたはコメント準備が必要となる。また、事後学習として検討した理論と自分の問題関心・研究テーマに関わる文献収集と読解が必要となる。それぞれ授業時間の2倍程度以上の時間を要する。 |
【授業計画】 |
1.イントロダクション 2.講読文献第1章 3.講読文献第2章 4.講読文献第3章 5.講読文献第4章 6.講読文献第5章前半 7.講読文献第5章後半 8.講読文献第6章 9.講読文献第7章前半 10.講読文献第7章後半 11.講読文献第8章前半 12.講読文献第8章後半 13.講読文献第9章 14.講読文献第10章 15.授業のまとめ ※上記に関しては、おおまかな基本方針であり、参加者の人数や個々の関心によって変更の可能性があり、その場合には随時連絡する |
【評価方法】 |
授業参加(発表と発言)、提出物によって評価する(100%)。 発表、発言、提出物に対しては個別にフィードバックを行う。 |
【教科書】 |
木村忠正『ハイブリッド・エスノグラフィー NC研究の質的方法と実践』(新曜社) |
【参考文献】 |
授業内で指示する |
【特記事項】 |
学部講義レベルのメディア・コミュニケーション論の知識を前提とする。これらに欠けている場合は事前に十分な学習をする必要がある。 |
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 |
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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1期 | 火2 | 北村 智 |