異文化理解A
 
単位: 1 開講期: 1期・2期 開講年度: 2023
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【授業表題】
自身の異文化体験の豊かさを理解し、他者へと伝える
【授業の形態・方法・内容】
 国際コミュニケーション学科の学生は、自身の関心に応じて、派遣先、派遣期間が異なる様々な異文化体験のプログラムに参加しています。その間の経験は、それぞれ自身にとって貴重な体験だったと実感しているでしょう。一方で、滞在期間中は日々の生活や課題に追われ、帰国してからも慌ただしく日常生活へと戻り、異文化に触れた意味や、この過程で起きた自分自身の変化についてゆっくりと振り返る時間を持つことは難しかったのではないでしょうか。
 そこで、ワークショップ形式を中心とした本授業では、海外研修を終えた学生に対して、帰国してから一定の期間を経た現在だからこそ客観視できる、自身にとっての異文化体験の意味を多角的な観点から理解することを目標とします。この過程では、異なる派遣先を経験した仲間とのディスカッションや、教員との対話を通じて、異文化体験から得られた成果を残りの在学期間における学びや、その先に広がる将来の選択へ結びつけます。同時に、その経験を他者に分かりやすく伝えるための場としてもこの授業を活用して下さい。なお、本授業は、4時限ずつ2日間で集中的に実施される授業形態をとります。
 なお、本授業は対面で実施されますが、新型コロナウイルスの感染状況等に応じて遠隔授業に切り替わった場合には、原則C型(リアルタイム配信)で実施する予定です。
【到達目標】
・異文化体験の意味を客観的に理解したうえで、自身の将来を見通す視野を育てる。
・個人として経験した異文化を、他者に分かりやすく伝えるコミュニケーション能力を伸ばす。
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】
(コミュニケーション学部/国際コミュニケーション学科 DP2)国境を越えた移動によりグローバル化の進む現代社会における他者や他文化との対話力
(コミュニケーション学部 DP3)自らの考え・アイデアを創造的に表現し、伝達していくコミュニケーション技能
【事前・事後学習】
事前学習としては、授業内でのディスカッション、プレゼンテーションを実りあるものとするために、自身の海外研修期間中の学習、生活の記録を見直し、整理しておくことが求められます。事後学習としては、両日の授業の最後に課される課題に取り組むほか、再度自身の残された大学での学びのあり方や、今後の進路について検討することになります。合わせて、事前事後学習には、授業時間の2倍程度の時間が必要です。
【授業計画】
第1回 DAY1:異文化体験の多面性を理解する
オリエンテーション
第2回 グループディスカッション
第3回 グループワーク①:視点の共有
第4回 グループワーク②:プレゼンテーション
第5回 DAY2:異文化体験と自分の未来像
教員による個別相談
第6回 個人ワーク
第7回 個人発表
第8回 リフレクション(2日間のフィードバック)
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
【評価方法】
授業の性質上、原則として2日間全ての授業時間帯に参加していることが前提となります。そのうえで、グループディスカッション、グループワークへの貢献度、個人のプレゼンテーション、授業を通した参加態度等を総合的に評価します(100%)。
【教科書】
特になし。
【参考文献】
必要に応じて、授業内で紹介する。
【特記事項】
・本授業は、国際コミュニケーション学科の選択必修科目であり、学科の指定する海外研修プログラムにすでに参加した学生が受講する科目です。
・それぞれの海外研修プログラムにおいて、各プログラムの課題としての滞在記録に加え、個人でも写真等の記録を残しているはずです。授業の履修にあたって必要となるので、事前に整理し議論の場で共有できるようにしておくこと。
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。