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 演習(2年) | ||||||
北村 智  | ||||||
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【授業表題】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メディア利用行動研究入門 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【授業の形態・方法・内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この授業は演習形式で、テキストの輪読やグループディスカッション、発表を行ないます。 現代社会ではメディアを利用することなく生きていくのは難しくなっており、誰もが当たり前のようにメディアを利用するようになっています。例えば、LINEでコミュニケーションをしたり、X(旧Twitter)で情報を集めたり、YouTubeをみて楽しんだりする人たちは特別な人たちではありません。そういった「現代社会に生きる人たちがメディアを使うこと」にどのような気持ちや意識が関わってくるのか、つまり「メディアを使う人の行動や心理」を考え、調べていくのが、メディア利用行動研究です。受講生の多くがスマートフォンを使ったり、SNSを使ったりする日常を過ごしていると思います。そういった自分たちの日常生活を、学問的に振り返って考えていくのがこの授業のテーマです。 この演習では、「メディアを使う人の行動や心理」に関係する基礎的な学術書の輪読を通して、基本的な知識や考え方の習得とともに、本の読み方や情報のまとめ方、発表や議論のやり方といった基本的なスキルの向上を目指します。前半は、メディア利用に関わる人間の行動や心理に関わる基礎的な図書をもとに、輪読と議論を進めてもらいます。後半は、受講生との話し合いで選定したより具体的なテーマをもったメディア利用行動やメディア環境に関わるテキストをもとに輪読と議論を進めてもらいます。なお、2024年度はスマートフォンやインターネットの利用行動、SNSでのコミュニケーションなどを中心に、楽しみや幸福感に関わるメディア利用に重点をおいた文献の講読をしていく予定です。ただし、受講者の希望によっては2期の講読文献のテーマは変わります。 1期はテキストの輪読を進めていきます。半期をかけて1冊を読む予定です。文章の読み方、レジュメの作り方の解説は最初に行ないます。 2期もまた、指定したテキストの講読と議論を行なっていきます。学習の進展度合いに合わせて、より発展的な課題に取り組んでもらう可能性もあります。 授業参加、発表、課題に対してはその都度、フィードバックを行ないながら授業を進めていきます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【到達目標】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この科目では、メディア・コミュニケーション論の専門知識を身につけることと、議論を通して問題発見と分析する力を身につけることを目標としています。加えて、以下の3点を到達目標とします。 ・学術的文章を批判的に読解できるようになる ・自分の理解や考えを言葉にまとめ、他者に提示できるようになる ・メディア利用行動について、自分なりに考察できるようになる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【この授業科目とディプロマポリシーに明示された学修成果との関連】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(コミュニケーション学部/メディア社会学科 DP2)コミュニケーションを支えるメディアの特性と、その組織・企業における展開を分析・評価する能力 (コミュニケーション学部 DP3)自らの考え・アイデアを創造的に表現し、伝達していくコミュニケーション技能 (コミュニケーション学部 DP4)コミュニケーションに関わる事柄について、問題の発見・分析・解決をする能力 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【事前・事後学習】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告担当者はその回の文献についての発表準備を行ない、人数分のレジュメを準備すること。報告担当者以外の受講者はその回の文献を熟読し、議論の準備を行なうこと。分からない用語などについては、自分で調べてくること。また、いずれの受講者も授業課題に取り組み、次週の議論に備えて授業の復習を行うこと。(事前・事後学習をあわせて4時間程度) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【授業計画】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【評価方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業への出席を前提として、授業参加、発表、課題を総合的に評価します(100%)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【教科書】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイニー他『ポジティブメディア心理学入門』(新曜社) その他は授業中に指示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【参考文献】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
演習の活動の中で適宜指示します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【特記事項】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
担当教員が1期に開講する「社会調査ワークショップ1」(社会調査士B科目)を必ず履修してください。またその他の「社会調査ワークショップ2・3・4」(社会調査士C科目、D科目、F科目)の履修を推奨します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【開講期・曜日時限・ペア・教員名】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講期・曜日時限が下記の表で示されていますが、履修できる曜日時限は学年・学科等により異なる場合があります。自分の「履修登録」画面に表示される曜日時限のみ履修登録することができます。 |
開講期 | 曜日時限 | ペア | 教員名 |
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通年 | 月2 | 北村 智 |